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J-GLOBAL ID:202102274414004134   整理番号:21A1374250

髄質ミクログリアの加齢関連表現型転換は口内切開痛感受性を増強する【JST・京大機械翻訳】

Aging-Related Phenotypic Conversion of Medullary Microglia Enhances Intraoral Incisional Pain Sensitivity
著者 (10件):
資料名:
巻: 21  号: 21  ページ: 7871  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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口腔顔面痛過敏症の発症に関与する活性化ミクログリアは,2つの主要な分極状態を有する。本研究の目的は,老化促進マウス(SAM)-傾向/8(SAMP8)およびSAM耐性/1(SAMR1)マウスを用いた口腔内疼痛感受性の増強における髄質ミクログリアの加齢関連表現型転換の関与を評価することであった。機械的頭部-牽引閾値(MHWT)を,口蓋粘膜切開後21日間測定した。CD11c免疫反応性(IR)細胞[防御ミクログリア(M1)]とCD163-IR細胞[保護ミクログリア(M2)]と腫瘍壊死因子(TNF-)-IR M1とインターロイキン(IL)-10-IR M2の数を,切開後の3日目と11日目に免疫組織化学により分析した。切開後に観察されたMHWTの減少は,SAMP8マウスで増強された。M1レベルとTNF-IR M1の数はSAMP8マウスの3日目にSAMR1マウスに比べて増加した。11日目に,M1とM2活性化は両群で観察されたが,IL-10-IR M2レベルはSAMP8マウスで減弱し,TNF-IR M1細胞の数はSAMR1マウスに比べて増加した。これらの結果は,口腔内損傷後に観察された機械的アロディニアが,TNFシグナル伝達,M1活性化の増強,およびIL-10放出を伴うM2活性化の減衰により,SAMP8マウスにおいて増強され,維持されることを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 
引用文献 (62件):
  • Niraula, A.; Sheridan, J.F.; Godbout, J.P. Microglia Priming with Aging and Stress. Neuropsychopharmacology 2017, 42, 318-333.
  • Wyss-Coray, T. Ageing, neurodegeneration and brain rejuvenation. Nature 2016, 539, 180-186.
  • Taguchi, T.; Ota, H.; Matsuda, T.; Murase, S.; Mizumura, K. Cutaneous C-fiber nociceptor responses and nociceptive behaviors in aged Sprague-Dawley rats. Pain 2010, 151, 771-782.
  • Iwata, K.; Fukuoka, T.; Kondo, E.; Tsuboi, Y.; Tashiro, A.; Noguchi, K.; Masuda, Y.; Morimoto, T.; Kanda, K. Plastic changes in nociceptive transmission of the rat spinal cord with advancing age. J. Neurophysiol. 2002, 87, 1086-1093.
  • Peritore, A.F.; Siracusa, R.; Fusco, R.; Gugliandolo, E.; D’Amico, R.; Cordaro, M.; Crupi, R.; Genovese, T.; Impellizzeri, D.; Cuzzocrea, S.; et al. Ultramicronized Palmitoylethanolamide and paracetamol, a new association to relieve hyperalgesia and pain in a sciatic nerve injury model in rat. Int. J. Mol. Sci. 2020, 21, 3509.
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