文献
J-GLOBAL ID:202102275256416088   整理番号:21A0327454

東よか干潟におけるシオマネキ(Uca arcuata)の巣穴構造

Burrow morphology of fiddler crab (Uca arcuata) in intertidal mud flat (Higashiyoka-higata) of the Ariake Sea, Japan
著者 (2件):
資料名:
号: 25/26  ページ: 1-7  発行年: 2020年12月31日 
JST資料番号: L7758A  ISSN: 1341-5689  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・東よか干潟は佐賀市の南端に位置する日本最大級の泥干潟で,その高潮間帯にはカニ類が多数生息しており,その造巣活動が干潟の物質循環に影響を及ぼしている可能性。
・絶滅危惧種II類の希少種で河口干潟域の環境指標生物であるシオマネキ(Uca arcuata)を対象に,カニ類の造巣活動により生ずる巣穴構造を解明。
・シオマネキの巣穴形状の大部分はJ字型とI字型で,巣穴深度は34.7~182mm,巣穴表面積は1.252~7.696mm2,巣穴容積は2~31mm3
・甲幅の増加に伴い,巣穴形状パラメータ(開口直径,深度,表面積と容積)が累乗関数的に増加する傾向があり,甲幅が巣穴形状を規定する重要なパラメータであることを示唆。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学 
引用文献 (16件):
  • Araújo Jr. J.M.C., Otero. X.L., Marques. A.G.B., Nobrega. G.N., Silva. J.R.F., Ferreira. T.O. 2012. Selective geochemistry of iron in mangrove soils in a semiarid tropical climate: effects of the burrowing activity of the crabs Ucides cordatus and Uca maracoani. Geo-Marine Lett. 32 : 289-300.
  • Chen. T.Y., Hwang. G.W., Mayfield. A.B., Chene. C.P., Lin. H.J. 2017. The relationship between intertidal soil composition and fiddler crab burrow depth. Ecological Engineering. 100 : 256-260.
  • 浜野龍夫.1990.ポリエステル樹脂を使用した底生動物の巣型をとる方法.日本ベントス学会誌.39:15-39.
  • 菊地永祐,向井宏.1994.生物攪拌:ベントスによる環境改変(総説).日本ベントス学会誌.46:59-79.
  • 郡山益実,前崎桜樹.2017.東よか干潟高潮間帯域におけるマクロベントスの分布特性と底質環境.佐賀自然史研究.22:1-7.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る