抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・東よか干潟は佐賀市の南端に位置する日本最大級の泥干潟で,その高潮間帯にはカニ類が多数生息しており,その造巣活動が干潟の物質循環に影響を及ぼしている可能性。
・絶滅危惧種II類の希少種で河口干潟域の環境指標生物であるシオマネキ(Uca arcuata)を対象に,カニ類の造巣活動により生ずる巣穴構造を解明。
・シオマネキの巣穴形状の大部分はJ字型とI字型で,巣穴深度は34.7~182mm,巣穴表面積は1.252~7.696mm
2,巣穴容積は2~31mm
3。
・甲幅の増加に伴い,巣穴形状パラメータ(開口直径,深度,表面積と容積)が累乗関数的に増加する傾向があり,甲幅が巣穴形状を規定する重要なパラメータであることを示唆。