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J-GLOBAL ID:202102275959940261   整理番号:21A0045760

境外輸入性新型コロナウイルス肺炎69例の疫学及び臨床特徴分析【JST・京大機械翻訳】

Epidemiological and clinical characteristics of 69 cases with imported corona virus disease 2019
著者 (12件):
資料名:
巻: 38  号: 11  ページ: 690-695  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2333A  ISSN: 1000-6680  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:北京市の外輸入性新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)患者の疫学及び臨床特徴を分析する。方法;症例対照研究法を用い、20年1月20日から3月20日までの首都医科大学付属北京地壇病院で治療した69例の外輸入性COVID-19症例の臨床資料を分析し、同時に治療した147例の国内本土症例を対照群とした。その疫学、臨床特徴及び転帰などを比較した。統計学的分析にはt検定,Mann-WhitneyU検定,χ2検定またはFisher正確率法を用いた。結果:海外の輸入グループの病例の由来地はイギリス、イタリア、スペインなどのヨーロッパの国家を主とし、留学生は44.9%(31/69)を占め、いずれも航空機の入境を乗せた。外部入力群の年齢[27(21,40)歳]は対照群[43(32,59)歳]より低く,統計学的有意差があった(U=28.500,P<0.01)。【結果】外部入力群の患者の接触歴は,対照群に比して有意に低かった[30.4%(21/69)対68.0%(100/147)],そして,発病から入院までの時間は≦7日であった[81.2%(56/69)対66.0%(97/147)]。外部入力と基礎疾患の比率は,対照群[21.7%(15/69)対44.2%(65/147)]より低かった(χ2=26.935,5.233,10.175,すべてP<0.05)。外部入力群の軽型患者の割合は対照群[42.0%(29/69)対10.9%(16/147)]より高かった。境外輸入群の嗅覚異常は17例、味覚異常は12例、対照群は嗅覚と味覚異常を認めなかった。外部入力群の発熱、脱力、筋肉痛、呼吸困難の割合は対照群より低く、統計学的有意差があった(χ2=13.851、8.118、9.730、16.255、いずれもP<0.01)。外部入力群のリンパ球の絶対値低下率は対照群より少なかった[37.7%(26/69)対67.3%(99/147)],C反応性蛋白上昇者の割合は対照群[15.9%(11/69)対51.8%(72/139)]より低かった。(χ2=18.015,24.722,P<0.01)。外部入力群の胸部コンピュータ断層撮影検査により、研磨ガラスの密度影、不均一実質変化徴候の割合はいずれも対照群より低く、統計学的有意差があった(χ2=11.961、5.099、いずれもP<0.05)。【結果】急性呼吸窮迫症候群と急性心筋障害の比率は,対照群より,それぞれ2.9%(2/69)対10.9%(16/147),4.3%(3/69)対14.0%(16/114)であった。(χ2=4.017,4.335,P<0.05)。外部入力群の酸素療法使用患者の割合[13.0%(9/69)]は対照群[26.5%(39/147)]より低く、しかも無症例には機械換気及び体外膜肺酸素化を用い、抗菌剤使用率は対照群[13.0%(9/69)比39]より低かった。5%(58/147),(χ2=4.942,15.797,P<0.05)。結論:境外輸入性COVID-19病例はヨーロッパの国家輸入を主とし、青壮年に多く、軽型と普通型を主とし、嗅覚、味覚減退症状を主な表現として初めて発見した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 

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