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J-GLOBAL ID:202102276229202582   整理番号:21A2180715

プロトカテク酸は筋萎縮性側索硬化症のhSOD1G93Aマウスモデルにおいて生存を延長し,運動機能を改善し,神経筋接合部を維持する【JST・京大機械翻訳】

Protocatechuic Acid Extends Survival, Improves Motor Function, Diminishes Gliosis, and Sustains Neuromuscular Junctions in the hSOD1G93A Mouse Model of Amyotrophic Lateral Sclerosis
著者 (17件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1824  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7255A  ISSN: 2072-6643  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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筋萎縮性側索硬化症(ALS)は,運動ニューロンアポトーシスとその後の酸化的およびニトロソ化ストレス,ミトコンドリア機能不全および神経炎症に起因する骨格筋萎縮を特徴とする破壊的障害である。アントシアニンは,神経保護および抗炎症特性を有するベリーに見られるポリフェノール化合物である。プロトカテク酸(PCA)は,ブラックベリーおよびビルベリーに見られる親アントシアニン,クウロマンニンのフェノール酸代謝産物である。変異ヒトCu,Zn-スーパーオキシドジスムターゼ1を発現するALSのトランスジェニックマウスモデルにおけるPCAの治療効果を,グリシンのアラニン置換により93位で調べた。これらのマウスは骨格筋萎縮,後肢脱力および体重減少を示す。疾患発症は約90日で生じ,末期は約120日で到達した。PCA(100mg/kg)による毎日の治療は,疾患発症時に開始し,握力試験およびロータロッド性能により評価されたように,生存を有意に延長し(PCA処理において121日齢,PCA処理において133日齢),骨格筋強度および持久力を維持した。さらに,PCAは,脊髄におけるアストログリオーシスと微小膠原症を減少させ,アポトーシスから脊髄運動ニューロンを保護し,トランスジェニックマウスにおいて神経筋接合部完全性を維持した。PCAの長さは,ALSのこのマウスモデルにおいて,生存,病理学的症状の重症度を少なくし,疾患の進行を遅くする。有意な前臨床治療効果を考えると,PCAはALS患者の治療選択肢としてさらに調査されるべきである。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学 
引用文献 (56件):
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