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J-GLOBAL ID：202102276233708180   整理番号：21A0142114

電気分析化学,ここが難しい! Part 7

That’s the Thing in Electroanalytical Chemistry! (Part 7)

著者 (1件)： 山本雅博 (甲南大学理工学部)
資料名： Review of Polarography  (Review of Polarography)
巻： 66  号： 2  ページ： 85-88(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0173A  ISSN： 0034-6691  CODEN： PORAAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・電極反応の標準反応ギブスエネルギー変化量と活性化ギブスエネルギーの変化量が,直線自由エネルギー関係にあるとし,更に速度定数の関係を代入することによるButler-Volmer式の導出。
・Butler-Volmer式は,電極反応速度論を理解するには非常にわかりやすいが,多電子移動電極反応に適用する場合には,注意を要することの指摘。
・新SI単位系での電流の標準,アンペアの定義と,電気抵抗を得ることができる量子素子を使って電流に対する標準を与えることができること,および抵抗を測定するホール素子の解説。
・Siドーパントを含むAl_xGa_1-xAs|GaAs不純物半導体ヘテロ接合界面の二次元電子系に磁場をかけることによる,二次元平面内を回転する運動のランダウ量子化。
・縦抵抗率とホール抵抗の磁場依存性が,階段状に量子化されるという量子ホール効果の測定結果と,9桁の測定精度を持つ頑丈な測定であることから,抵抗の量子素子としての国際標準に認定。

シソーラス用語： *電気化学反応 ,  *反応速度論 ,  活性化エネルギー ,  Gibbs自由エネルギー ,  反応速度定数 ,  単位 ,  *電流 ,  電気抵抗 ,  Hall素子 ,  ヒ化ガリウム ,  ヒ化ガリウムアルミニウム ,  ケイ素 ,  不純物半導体 ,  ヘテロ接合 ,  半導体接合 ,  電子系 ,  依存性 ,  磁場効果 ,  *量子Hall効果 ,  多電子系 ,  量子化 ,  電極反応 ,  *電極反応速度論 ,  *Butler-Volmer式 ,  アンペア ,  二次元電子系 ,  磁場依存性 ,  Hall抵抗 ,  国際単位系
準シソーラス用語： SI単位系

分類 (4件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  単位,標準,標準器,定数  (AD03000E) ,  電流,電圧,電荷の計測法・機器  (AD07020C) ,  電子輸送の一般理論  (BM03020C)

タイトルに関連する用語 (1件)： 電気分析化学