抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プロバイオティクスは,上部胃腸健康へのその利点についてはほとんど知られていない。この系統的レビューの目的は,一般成人集団における胃食道逆流症(GERD)における症状の頻度と重症度を軽減するプロバイオティクスの有効性を調べることであった。ScienceデータベースのPubMedとWebを,サンプルサイズに制限なく,GERD,胸焼け,逆流,および消化不良に関する前向き研究のために検索した。Jadadスケールを用いてランダム化比較試験の質を評価した。全体で,12の論文で発表された13の前向き研究が分析に含まれており,Jadadスケールにつき,高-(5研究),中-(2),低-(6)品質として記録された。2つのプロバイオティクスグループに関して報告した1つの論文;したがって,選択した研究には14の比較が含まれ,そのうち11(79%)はGERDの症状に対するプロバイオティクスの正の利点を報告した。11の陽性転帰のうち5つ(45%)は逆流症状に利点を認めた:3つは逆流低下;逆流または胸焼けの改善が1つの研究でみられた;5例(45%)は消化不良症状の改善;9例(81%)は,吐き気(3研究),腹痛(5例),およびガス関連症状(4例),例えば,ベッチング,ゴーリング,およびバーピングのような,他の上部胃腸症状の改善を見た。結論として,プロバイオティック使用は逆流や胸焼けのようなGERD症状に有益である。しかし,十分な数の参加者による適切なプラセボ制御,無作為化および二重盲検臨床試験は,これらの症状を軽減する際の有効性を確認するために保証される。さらに,より長い期間とエンドポイントの中間分析による介入は,適切な治療窓を決定するために考慮されるべきである。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】