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J-GLOBAL ID:202102276534289966   整理番号:21A2897445

タクロリムスとシクロスポリンは閉塞性細気管支炎症候群の発症リスクに異なる影響を及ぼす: 肺移植における前向き無作為化国際試験の結果【JST・京大機械翻訳】

Tacrolimus and cyclosporine have differential effects on the risk of development of bronchiolitis obliterans syndrome: Results of a prospective, randomized international trial in lung transplantation
著者 (10件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 797-804  発行年: 2012年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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気管支炎閉塞性症候群(BOS)として現れる慢性肺同種移植片機能不全は,肺移植後の罹患率と死亡率の主な原因として認識されている。本研究では,BOSを予防するための2つのde novo免疫抑制プロトコルの有効性と安全性を評価した。方法:本研究は,肺移植後のミコフェノール酸モフェチルとプレドニゾロンを与えられた両研究アームで,新規タクロリムス対シクロスポリンの多施設,前向き,無作為化(1:1)オープンラベル優越研究であった。細胞溶解誘導療法は使用しなかった。患者は嚢胞性線維症の入口で層化した。一次転帰は,移植の3年後のBOSの発生率であった(意図から治療への分析)。二次転帰は,急性拒絶,感染および他の有害事象の生存および発生率であった。グループ人口統計学的データはよくマッチした:124のタクロリムスのうちの110と125のシクロスポリン患者の74は,プロトコルにつき治療された(χ2乗検定によってp<0.01)。3年のBOSグレード≧1の累積発生率は,11.6%(タクロリムス)対21.3%(サイクロスポリン)(累積発生率曲線,Gray試験によるp=0.037,層上プール)であった。単変量比例サブ分布ハザード回帰は,BOSのリスクとしてシクロスポリンを確認した(HR 1.97,95%CI 1.04から3.77,p=0.039)。急性拒絶反応の3年の累積発生率は,67.4%(タクロリムス)対74.9%(シクロスポリン)(Gray試験によるp=0.118)であった。1年および3年の生存率は,84.6%および78.7%(タクロリムス)対88.6%および82.8%(サイクロスポリン)であった(ログランク検定によるp=0.382)。累積感染率は類似していたが(p=0.91),タクロリムスによる新規発症腎不全に対する傾向があった(p=0.09)。シクロスポリンと比較して,de novoタクロリムス使用は,急性拒絶の類似率にもかかわらず,3年でBOSグレード≧1のリスク低下と関連することが分かった。しかし,生存優位性は検出されなかった。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用 
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