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J-GLOBAL ID:202102277154498986   整理番号:21A0850822

だるまカゴ護岸の安定性と砂浜地形変化

STABILITY AND BEACH PROTECTION PROPERTY OF THE ROUND GABION REVETMENT
著者 (8件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: I_461-I_468(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0102B  ISSN: 2185-4661  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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蛇篭護岸はこれまで高波等により砂浜に形成された浜崖の更なる後退を抑止するための対策工として用いられてきた.透過性構造物である蛇籠は砂の輸送を完全に抑止するものではないものの,波による更なる浜崖の侵食を防ぎながら砂浜の自然な回復を促す.中でも円筒形の蛇籠であるだるまカゴは矩形蛇籠よりも中詰め材の片寄りが生じにくいため長期的に高い耐久性が期待できると共に,護岸を形成する際の配置の自由度が高い.本研究では室内実験を通してだるまカゴ護岸の耐波安定性並びに護岸背後の浜崖地形変化の特徴を評価する.だるまカゴ護岸は通常水位のときは高い耐波安定性を有し,高水位となった場合もカゴの配置によって安定性を強化できることが明らかになる.まただるまカゴはそのまま使用してもある程度の浜崖後退抑止効果を有するが,防砂シートで側面を覆いカゴ同士の接合部からの砂の吸出しを低減させることにより,浜崖対策工としての機能を更に強化できることが明らかになる.(著者抄録)
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分類 (1件):
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海岸工学 
引用文献 (7件):
  • 本間大輔, 宮武誠, 佐々真志, 木村克俊, 白水元, 蛯子翼: 地盤性状変化を考慮した海岸道路の後浜斜面の高波による破壊メカニズムの解明, 土木学会論文集 B2(海岸工学), Vol.72, No.2, pp.I_1189-I_1194, 2016.
  • 時沢武史, 中村雅博, 橋本孝治, 酒向章哲, 山下俊彦: 気象・海象変化に伴うサロマ湖沿岸域の地形変化特性, 土木学会論文集 B2(海岸工学), Vol.73, No.2, pp.I_775-I_780, 2017.
  • 村上啓介, 佐藤愼司, 西隆一郎, 松田博貴, 諏訪義雄, 渡邊国広, 橋本新, 堀口敬洋, 後藤英生, 八木裕子, 竹林秀基, 竹下真治, 堤宏徳, 下田勝典, 上野正弘: 宮崎海岸におけるサンドパック埋設護岸の浜崖後退抑止効果, 土木学会論文集 B2 (海岸工学), Vol.71, No.2, pp.I_1135-I_1140, 2015.
  • 宇多高明, 梶原幸治, 尾池宣佳, 大木康弘, 榊原秀作, 西ヶ谷圭祐: 新居海岸に設置された袋詰玉石工の耐久性に関する現地調査, 土木学会論文集 B3(海洋開発), Vol.73, No.2, pp.I_684-I_689, 2017.
  • 宇多高明, 住谷廸夫, 長山英樹, 大木康弘, 熊田貴之: 漂砂源の枯渇と護岸の前出しによって脆弱化した海浜の異常波浪による急激な侵食, 海洋開発論文集, Vol.23, pp.1201-1206, 2007.
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