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J-GLOBAL ID:202102277851969371   整理番号:21A0142550

農村観光における体験プログラムの研究-日中の比較-

Study of Experiential Programs in Rural Tourism: Comparison between Japan and China
著者 (2件):
資料名:
巻: 57th  ページ: WEB ONLY  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1657A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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農村観光(ルーラルツーリズム)は農村で行われる観光活動のすべてを含む概念であり,持続可能な地域発展を意図した観光コンセプトを有している。中国の農家楽と日本のグリーン・ツーリズムの取組みは,農村観光(ルーラルツーリズム)の中に分類できる。中国では,国内観光市場の中で農村観光の需要は国民の半分以上の比率を占め,農村観光は中国の国内観光の目的の中で大きな柱となっている。また,訪問するだけではなく,農村生活を体験したい観光客はそのうちの半数以上を占め,今後,いっそう魅力的な体験プログラムを充実する事が課題となっている。本研究では,この中国の農家楽でのソフト(体験プログラム)が不足している問題に注目している。農家楽で提供される,顧客のニーズを重視した体験プログラムについては,先行研究がほとんどなく,顧客のニーズと一致したコンテンツの提案はなされていない。一方,日本のグリーン・ツーリズムでは,中国の顧客ニーズに合うであろう多種多様な体験プログラムが多く提供されていることが,本研究の先行調査で分かった。これらの課題より,本研究の仮説は,日本のグリーン・ツーリズムのプログラムに着目し,『日本のグリーン・ツーリズムのプログラム(体験プログラム)は,中国の人々の農家楽へ期待するプログラムのニーズに一致する』と設定する。本研究の目的は,中国農家楽におけるソフトとして採用すべき,プログラム(体験プログラム)を提案することにある。中国広東省の農家楽の利用者へ向け,利用満足度と日本で提供されている体験プログラムへの印象について,アンケート調査(n=505)を実施した。調査の結果,広東省南沙区の農家楽利用者は現在の農家楽で提供している体験項目への満足度は高くないことが分かった。その一方,新たなプログラム導入への希望が高く,被験者の約9割の利用者が新しいプログラムを希望していた。本研究の仮説は,この結果より仮説は検証された。今後,中国の広東省の農家楽の訪問者を増やすために,新しい体験プログラムの提案は極めて必要であることがわかった。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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観光,レクリエーション 
タイトルに関連する用語 (4件):
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