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J-GLOBAL ID：202102278209178681   整理番号：21A0139378

茎葉残渣へのシアゾファミド散布による表層土壌中のジャガイモ疫病菌密度と感染ポテンシャルの低下

Decrease of Phytophthora infestans Population Density in Surface Soil by Cyazofamid Application to Foliar Residue and Reduction of the Inoculum Potential

著者 (7件)： 大澤央 (北大 大学院農学院) ,  大澤央 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  秋野聖之 (北大 大学院農学院) ,  荒木宏通 (カルビーポテト) ,  赤井浩太郎 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  浅野賢治 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  近藤則夫 (北大 大学院農学院)
資料名： 北日本病害虫研究会報  (Annual Report of the Society of Plant Protection of North Japan)
号： 71  ページ： 53-57  発行年： 2020年12月15日 
JST資料番号： F0809A  ISSN： 0368-623X  CODEN： KNBKAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Phytophthora infestansによるジャガイモの貯蔵腐敗を防ぐため,胴枯れが発生したジャガイモ畑の茎葉残渣に殺菌剤を散布する新しい化学的防除法を開発した。菌を接種した茎葉残渣にシアゾファミド剤をに散布し,7日後に畝上部の土壌を採取した。採取した土壌中のP.infestansの個体群密度をリアルタイムPCRを用いて定量した。各土壌の感染能力を評価するために,採取した土壌を傷を付けた健全な塊茎と混合し,3週間培養した。培養終了後,腐敗塊茎数を数えた。ほとんどの実験において,P.infestans DNAの量と腐敗塊茎数は,提案した方法を使用することで減少した。これらの結果は,提案した方法がジャガイモの貯蔵腐敗を防ぐ可能性があることを示していると考察された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ジャガイモ ,  *植物病害 ,  腐敗 ,  *Phytophthora ,  *防除 ,  残留物 ,  農薬散布 ,  殺菌薬
準シソーラス用語： *Phytophthora infestans ,  *化学的防除 ,  茎葉残渣 ,  殺菌剤 ,  *貯蔵病害

分類 (3件)： いも類  (FC03036L) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  化学的防除  (FC05050X)

物質索引 (1件)： シアゾファミド

タイトルに関連する用語 (9件)： 茎葉 ,  残渣 ,  シアゾファミド ,  散布 ,  表層土壌 ,  ジャガイモ疫病菌 ,  密度 ,  感染 ,  ポテンシャル