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J-GLOBAL ID:202102278238233664   整理番号:21A0286550

急性冠動脈症候群患者におけるプラスグレルとチカグレロール間の血小板反応性の比較:メタ分析【JST・京大機械翻訳】

Comparison of platelet reactivity between prasugrel and ticagrelor in patients with acute coronary syndrome: a meta-analysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-12  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7418A  ISSN: 1471-2261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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このメタ分析は,急性冠動脈症候群(ACS)患者における高(HTPR)と低処理血小板反応性(LTPR)に対するプラスグレルとチカグレロールの効果を比較することを目的とした。適格研究をPubMed,Embase,およびCochrane Libraryから検索した。HTPRとLTPRを血管拡張薬刺激リン蛋白質血小板反応性指数(VASP-PRI)とP2Y12反応単位(PRU)に基づいて評価した。HTPRとLTPRをリスク比(RRs)とそれらの95%信頼区間(CIs)を用いて分析した。体重平均差(WMD)と95%CIを用いて,血小板反応性(PR)のプールされた効果サイズを計算した。14の適格な研究を得て,それはチカグレロール(n=1340)とプラスグレル(n=1289)で治療した2629人の患者を含んだ。プールされた結果は,プラスグレル治療患者がチカグレロール治療患者よりも高い血小板反応性を有することを示した(PRU:WMD=-32.26;95%CI:-56.48から-8.76;P<0.01;VASP-PRI:WMD=-9.61;95%CI:-14.63から-4.60;P=0.002)。PRUに基づくHTPRの有意差は,チカグレロール群とプラスグレル群の間で同定されなかった(P=0.71)が,VASP-PRIに基づくより低いHTPRは,プラスグレル治療患者(RR=0.30;95%CI:0.12~0.75;P=0.010)よりチカグレロール治療患者で見いだされた。加えて,結果は,より低いLTPRが,チカグレロール群(RR=1.40;95%CI:1.08~1.81;P=0.01)よりプラスグレル群で観察されたことを示した。プラスグレルは,チカグレロールより高い血小板反応性を可能にする。チカグレロールはHTPRの減少とLTPRの増加につながる。しかし,この結果はプールされた観察研究においてのみ得られた。VASP-PRIまたはHTPR(高または修正可能危険因子)の定義を用いて推定したチカグレロールの有効性の非決定性のようないくつかの不確実性は,我々の結果に影響を及ぼす可能性がある。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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血液・体液作用薬の臨床への応用  ,  循環系疾患の薬物療法 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (41件):
  • Clin Med; Acute coronary syndromes; T Kotecha, RD Rakhit; 16; Suppl 6; 2016; s43-s48; 10.7861/clinmedicine.16-6-s43; citation_id=CR1
  • Curr Atheroscler Rep; Pathophysiology of acute coronary syndrome; CG Santos-Gallego, B Picatoste, JJ Badimón; 16; 4; 2014; 401; 10.1007/s11883-014-0401-9; citation_id=CR2
  • Circulation; Individualizing duration of dual antiplatelet therapy after acute coronary syndrome or percutaneous coronary intervention; A Bagai, DL Bhatt, JW Eikelboom, GJ Mancini, EA Cohen, R Vijayaraghavan, AN Cheema, JA Udell, J Niznick, J-F Tanguay; 133; 21; 2016; 2094-2098; 10.1161/CIRCULATIONAHA.115.021158; citation_id=CR3
  • Nat Rev Cardiol; Novel antiplatelet agents in acute coronary syndrome; F Franchi, DJ Angiolillo; 12; 1; 2015; 30-47; 10.1038/nrcardio.2014.156; citation_id=CR4
  • J Am Coll Cardiol; Consensus and update on the definition of on-treatment platelet reactivity to adenosine diphosphate associated with ischemia and bleeding; US Tantry, L Bonello, D Aradi, MJ Price, Y-H Jeong, DJ Angiolillo, GW Stone, N Curzen, T Geisler, J Berg; 62; 24; 2013; 2261-2273; 10.1016/j.jacc.2013.07.101; citation_id=CR5
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