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J-GLOBAL ID：202102278796825326   整理番号：21A2556861

AI生成物の権利帰属に関する考察-行動の動機付けに着眼して-

Consideration about a Right Ascription of AI-Generated Materials-Focusing on Incentive Theory-

著者 (1件)： 阿部真也 (東洋大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程)
資料名： 情報ネットワーク・ローレビュー(Web)  (Information Network Law Review (Web))
巻： 19  ページ： 196-210(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2472A  ISSN： 2435-0303  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： AIについては社会的に様々な論考がなされているが,AIの新規性は知的創作物を自身で創作できることであると思われる。その為,このAIが生成した知的創作物が何者に帰属するかは大きな課題である。知的財産推進計画2017年及び同2019年では,AIを道具的に使用した場合は著作権が発生する一方,AIによる自律創作(AI創作物)の場合は著作権が発生しないとされた。しかし,両者の境界は曖昧であり,また著作権が発生しないAI創作物においても著作権法以外の観点から,何者に帰属するかを定める必要性がある。本稿は,知的財産推進計画の内容に言及しつつ,先行研究を調査し,それらを主に行動の動機付けの面から考察して,知的財産推進計画への提言を行うものである。(著者抄録)

シソーラス用語： *生成物 ,  人工知能 ,  *著作権 ,  *動機づけ ,  *情報政策 ,  計画 ,  経営戦略 ,  資産 ,  技術革新 ,  属性
準シソーラス用語： *AI生成物 ,  *行動の動機付け ,  知的財産推進計画 ,  知財戦略 ,  新規性 ,  帰属

著者キーワード (10件)： AI生成物 ,  著作権 ,  行動の動機付け ,  情報政策 ,  知的財産推進計画 ,  AI-Generated Materials ,  Copyright ,  Incentives ,  Information Policy ,  Intellectual Property Promotion Plan

分類 (2件)： 工業所有権  (JA01070P) ,  人工知能  (JE08000Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： AI ,  生成物 ,  権利 ,  行動 ,  動機付け