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J-GLOBAL ID:202102278807355115   整理番号:21A0449944

ヤドカリ(Pagurus minutus)におけるガード雄の登はん行動:ライバル,雌のサイズおよび非武装の影響

Climbing behavior of guarding males in the hermit crab Pagurus minutus: the effect of rivals, female size, and being weaponless
著者 (4件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 115-123  発行年: 2021年 
JST資料番号: L3918A  ISSN: 0289-0771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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要約:甲殻類の雄は,交尾前に配偶者ガードをして雌を独占する。しかしながら,雄間競争時に同種のライバルがガード雄から雌を奪うことが多いため,特に潜在的に弱く,貴重な雌をガードしている場合はライバルとの遭遇率を低下させる行動に投資しなければならない。ヤドカリPagurus minutusの交尾前ガード雄によるネット登はん(回避)反応を用いて,この考えを検討した。ガード雄は,単独行動の雌雄よりも野外でより頻繁に護岸壁に登り,ガード雄は壁上の単独行動雄よりも体サイズが大きかった。ガード雄は,対照(刺激なし)と比較してライバルの存在下で登る努力を増加させたが,脅威でない生物と対面したときには認められなかった。無傷のガード雄と比較して,大鋏脚がないもの(「非武装」)は直接闘争でパートナーの防御に成功する可能性は低いが,特にライバルが存在するときよりもむしろ登はんへの投資が全体的に増加した。本種の雌のサイズは一腹卵数と正に相関したが,雄の登はん高度は保護する雌のサイズの増加に伴い低下した。試験地の条件に関する本種の登はんの有効性と重要性および武器の状態に依存するガード雄の全体的な脆弱性について論じる。Copyright Japan Ethological Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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個生態学 

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