抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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疫学研究は,心血管疾患に対するコーヒー摂取の影響を検討しているが,心血管系に対する利点とリスクは議論の余地がある。著者らの目的は,心血管危険因子におけるコーヒー消費とそのポリフェノールの間の関連を評価することであった。データはブラジル,サンパウロの557個体間の「サンパウロ(ISA-カピタル)」の「健康調査」から来た。食事は2回の24時間食事思い出しによって評価した。コーヒー消費は,<1,1~3および≧3カップ/日に分類された。多価フェノール摂取量は,食品消費データをフェノール-Explorerデータベースと整合して計算した。多重ロジスティック回帰モデルを用いて,心血管危険因子(血圧,総コレステロール,低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-c),高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-c),トリグリセリド,空腹時血糖,およびホモシステイン)と通常のコーヒー摂取の間の関連を評価した。オッズは,コーヒー/日の1-3カップを飲んだ個人の間で,収縮期血圧(SBP)(オッズ比(OR)=0.45;95%信頼区間(95%CI):0.26,0.78),高い拡張期血圧(DBP)(OR=0.44;95%CI:0.20,0.98),および高ホモシステイン血症(OR=0.32;95%CI:0.11,0.93)であった。さらに,有意な逆相関は,コーヒーポリフェノールの中程度の摂取と上昇したSBP(OR=0.46;95%CI:0.24,0.87),高いDBP(OR=0.51;95%CI:0.26,0.98),および高ホモシステイン血症(OR=0.29;95%CI:0.11,0.78)の間でも観察された。結論として,1~3カップ/日およびそのポリフェノールのコーヒー摂取は,SBP,DBPおよび高ホモシステイン血症の上昇のより低いオッズ比と関連していた。したがって,ポリフェノールに富む飲料であるコーヒーの中程度の消費は,いくつかの心血管危険因子に対して保護作用を発揮することができた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】