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J-GLOBAL ID:202102279261899393   整理番号:21A0086473

アルミニウム耐性樹種Eucalyptus camaldulensisの没食子酸生合成に関与するデヒドロキナ酸デヒドラターゼ/シキミ酸デヒドロゲナーゼ【JST・京大機械翻訳】

Dehydroquinate dehydratase/shikimate dehydrogenases involved in gallate biosynthesis of the aluminum-tolerant tree species Eucalyptus camaldulensis
著者 (8件):
資料名:
巻: 253  号:ページ:発行年: 2021年 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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主な結論:Eucalyptus camaldulensis EcDQD/SDH2および3は,ガラート形成,デヒドロキナ酸デヒドラターゼおよびシキミ酸デヒドロゲナーゼ活性を組み合わせた。それらはアルミニウム解毒代謝産物オノテインBの生合成のための必須ガラートを提供する候補である。樹木種Eucalyptus camaldulensisは酸性土壌における広範な毒性金属であるアルミニウムに対して例外的に高い耐性を示した。E.camaldulensisの根において,アルミニウムは加水分解性タンニンであるオノテインBとの錯化により解毒される。オノテインBの生合成を解明するために,加水分解性タンニンのフェノール成分であるガラートの生成を触媒するE.camaldulensis酵素の同定について報告する。E.camaldulensisデヒドロキナ酸デヒドラターゼ/シキミ酸デヒドロゲナーゼ(EcDQD/SDHs)の系統的スクリーニングにより,著者らは2つの酵素,EcDQD/SDH2と3を発見し,3-デヒドロシキミ酸のNADP+依存性酸化を触媒し,ガラートを生成した。組換EcDQD/SDH2及び3酵素を用いた広範なin vitroアッセイに基づいて,補因子選択,pH最適及び速度定数を含む酵素的ガラート形成活性の詳細な特性化を初めて示した。配列分析と構造モデリングは,EcDQD/SDHのガラート形成活性が触媒中心における3-デヒドロシキミ酸の再配向に基づいており,C5位置からのプロトン引抜を促進することを示唆した。さらに,EcDQD/SDH2と3はDQDとSDH活性を維持し,ガラート形成のための3-デヒドロシキミ酸供給をもたらした。E.camaldulensisにおいて,EcDQD/SDH2および3は,加水分解性タンニン生合成に関与するUGT84A25a/bおよびUGT84A26a/bと共発現した。さらに,NAD+/NADH依存性クレードの機能的キノイドデヒドロゲナーゼとして「古典的」二機能性植物シキミ酸経路酵素とEcDQD/SDH4a/bとしてEcDQD/SDH1を同定した。著者らのデータは,E.camaldulensisにおいて,酵素EcDQD/SDH2と3がアルミニウム解毒代謝産物オノテインBの生合成のための必須ガラートを提供することを示した。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  植物の生化学 

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