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J-GLOBAL ID:202102279550526845   整理番号:21A0370339

膜脂質リモデリングは低CO_2下の光化学系II機能に必要である【JST・京大機械翻訳】

Membrane lipid remodeling is required for photosystem II function under low CO2
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 245-253  発行年: 2021年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物および微細藻類における膜脂質リモデリングは,栄養欠乏条件下での生存において重要な役割を持つ。水生微細藻類は光合成同化産物の必須炭素源であるCO_2への低いアクセスを有する。しかし,それらの膜脂質の70~90mol%は,モノガラクトシルジアシルグリセロール(MGDG)のような糖由来脂質(糖脂質)である。本研究では,単細胞,淡水シアノバクテリアであるSynechocystis sp.PCC6803におけるCO_2に応答する膜脂質リモデリングの新しい系を発見した。より高いCO_2(HC;1%CO_2)と比較して,環境空気(低いCO_2:LC)の下で,ホスファチジルグリセロール(PG)含有量はMGDG含有量を犠牲にして増加した。含有量におけるこの変化の生物学的意義を探索するために,糖脂質の合成に用いられるジアシルグリセロールを産生する,推定ホスファチジン酸リン酸(oxPAP)をコードするsll0545遺伝子を過剰発現するSynechocystis sp.PCC6803の形質転換体を作成し,LCに応答する膜脂質リモデリングおよび光合成増殖に及ぼす効果を調べた。光化学系II(PSII)活性と増殖速度は,oxPAP細胞でLC下で阻害された。PG含有量は実質的に減少し,MGDGおよびスルホキノボシルジアシルグリセロール含量は対照細胞と比較してoxPAP細胞において増加した。oxPAP細胞におけるこれらの表現型はHC条件またはPG補給下で回復した。PG量の増加はLC条件下でのPSIIの適切な機能に必要である。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  光合成 
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