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J-GLOBAL ID：202102279656790458   整理番号：21A0329815

意識して起こす反応と無意識に起きる反応(反射)の伝達経路の違いを実感させる教材の開発

Development of teaching materials to understand the difference of transmission time between conscious action and reflex action

著者 (4件)： 古屋康則 (岐阜大 教育) ,  鯉江直輝 (岐阜大 教育) ,  松浦亮太 (岐阜大学教育学部附属中) ,  中村琢 (岐阜大 教育)
資料名： 岐阜大学教育学部研究報告 自然科学(Web)  (Science Report of the Faculty of Education, Gifu University. Natural Science (Web))
巻： 43  ページ： 27-32 (WEB ONLY)  発行年： 2019年03月 
JST資料番号： U2219A  ISSN： 0533-9529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中学校2年理科「動物の生活と生物の変遷」の単元における生徒実験として,意識して起こす反応(意識反応)と無意識に起きる反応(反射)の伝達時間を比較計測する実験を提案した。実験には脊髄反射である膝蓋腱反射を採用し,膝の真横を軽く叩かれたら意識して足を上げることを対照実験とし,両反応の様子をタブレット端末(iPad)で側面から撮影し,コマ送り再生が可能な無料動画アプリ「ウゴトル」を用いて,刺激を受けてから反応が起きるまでの時間を計測した。予備実験・授業実践とも,意識反応に要する時間に比べ,反射に要する時間の方が有意に短く,本研究で提案する実験が,中学生でも意識反応と反射に要する時間の違いの差を容易に検出できるものであることが示された。さらに,この実験は中学校の通常の授業時間(50分間)内で十分に実施可能である。(著者抄録)

シソーラス用語： *神経経路 ,  開発 ,  *意識 ,  反応 ,  中学校 ,  カリキュラム ,  自然科学 ,  応用プログラム ,  教材 ,  教示 ,  行動 ,  脊髄反射 ,  試験 ,  実験 ,  タブレット
準シソーラス用語： 教材開発 ,  中学校理科 ,  *伝達経路 ,  *無意識 ,  授業 ,  授業実践 ,  膝蓋腱反射 ,  予備実験

分類 (2件)： 生物科学一般  (EA01010W) ,  科学技術教育  (AA04000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 意識 ,  伝達経路 ,  実感 ,  教材 ,  開発