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J-GLOBAL ID：202102280091518220   整理番号：21A3036245

フタル酸ジブチルとベンゾ[a]ピレン曝露ラットの尿代謝物と肝障害の関係及び基準線量分析【JST・京大機械翻訳】

Correlation between metabolites in urine and liver injury among rats jointly exposed to dibutyl phthalate and benzo (a)pyrene and its benchmark dose analysis

著者 (7件)： Ma Yemei (貴州医科大学公共衛生学院,環境汚染与疾病監控教育部重点実験室,貴州貴陽550025) ,  Song Lei (貴州医科大学公共衛生学院,環境汚染与疾病監控教育部重点実験室,貴州貴陽550025) ,  Liu Yining (貴州医科大学公共衛生学院,環境汚染与疾病監控教育部重点実験室,貴州貴陽550025) ,  Chen Jing (貴州医科大学公共衛生学院,環境汚染与疾病監控教育部重点実験室,貴州貴陽550025) ,  Chen Wenyan (貴州医科大学公共衛生学院,環境汚染与疾病監控教育部重点実験室,貴州貴陽550025) ,  Liang Yuedong (貴陽市公共衛生救治中心) ,  Yang Guanghong (貴州医科大学公共衛生学院,環境汚染与疾病監控教育部重点実験室,貴州貴陽550025)
資料名： Huanjing yu Jiankang Zazhi  (Huanjing yu Jiankang Zazhi)
巻： 37  号： 9  ページ： 780-785,Inside Back Cover  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2494A  ISSN： 1001-5914  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:フタル酸ジブチル(dibutylphthalate,DBP)とベンゾ[a]ピレン[benzo(a)pyrene,BaP]の暴露によるラット肝臓に対する毒性作用を観察し、基準用量(benchmarkdose)を用いる。BMD法にてDBP、BaP亜慢性中毒による肝機能指標の変化のBMD、基準投与量下限値(benchmarkdoselowerbound,BMDL)を推算し、DBP、BaP亜慢性肝毒性のリスク評価に資料を提供した。【方法】健康なSDラット160匹を,ブランク対照群,溶媒対照群(トウモロコシ油),50mg/kgDBP,250mg/kgDBP,1mg/kgBaP,5mg/kgBaP,および5mg/kgBaP群に割り付けた。50mg/kgDBP+1mg/kgBaP,250mg/kgDBP+5mg/kgBaP群。90日間連続曝露し,尿における主要代謝産物の含有量をHPLCにより測定し,肝臓組織病理学的変化を観察し,血清中の肝機能指標[アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),アルカリホスファターゼ(ALP)を測定した。総ビリルビン(TB),直接ビリルビン(DB),尿における主要代謝産物の含有量と肝機能指標の相関関係を分析し,BMDS3.2ソフトウェアでBMDとBMDLを計算した。【結果】DBPとBaPの主要な代謝産物は,それぞれフタル酸モノブチル(MBP)と1-ヒドロキシピレン(1-hydroxypyren,1-OHP)であった。尿におけるMBPと1-OHPの含有量は,ブランク対照と溶媒対照群(P<0.05)より有意に高かった,そして,DBPとBaPの併用曝露群の尿の代謝産物含有量は,対応する単独曝露群(P>0.05)とは,有意差を示さなかった(P>0.05)。病理検査の結果、各暴露群のラット肝臓組織に、異なる程度の二核新生細胞の増加、炎症性浸潤、小葉間胆管及び繊維化増殖などが見られ、DBPとBaP連合曝露群が相応する単独曝露群より損傷が顕著であることが明らかになった。肝機能検査により、各暴露群のALT、AST、ALP、TB水は対照群より明らかに高く、特に連合暴露高投与量群の上昇が最も顕著であった(P<0.05)。DBP単独曝露群の尿におけるMBP含有量と血清ALT、ALP及びTBレベルの間に顕著な正の相関があった(P<0.05)。BaP単独曝露群の尿における1-OHP含有量と血清ALTとDBレベルの間に明らかな正の相関があり(P<0.05)、DBPとBaP連合暴露群のラット尿におけるMBPとl-OHP含量はいずれもALT、AST、およびI-OHP含量と正の相関があった(P<0.05)。ALPとTBの間には,有意な正の相関があった(P<0.05)。尿のMBPと1-OHPの含有量を曝露の標識とし、ALTの活力を効果標識とし、DBPが単独に暴露した場合、ALTの尿MBPのBMDとBMDLはそれぞれ1.87、1.83mmol/molCrであった。BaP単独暴露時、ALTの尿1-OHPのBMDとBMDLはそれぞれ0.21、0.18μmol/molCr.DBPとBaPと連合暴露した場合、ALTの尿液中のMBPのBMDとBMDLはそれぞれ1.85、1であった。83mmol/molCr、ALTの尿液中の1-OHPのBMDとBMDLはそれぞれ0.21、0.18μであった。Mo/molCr。結論:DBP、BaP亜慢性中毒は肝組織損傷、肝機能指標異常を招き、血清ALT活性はDBPとBaP暴露による肝損傷の早期監視指標である。DBP、BaP暴露によるラット肝臓毒性の生物接触限界値はそれぞれ1.85mmol/molCr、0.18μmol/molCrであった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ,  アラニンアミノトランスフェラーゼ ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  血清 ,  *代謝産物 ,  *ラット ,  ソフトウェア ,  胆管 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  *肝障害 ,  線維症 ,  リスク評価 ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： 肝機能 ,  総ビリルビン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  人間に対する影響  (EE05050C)

物質索引 (1件)： ベンゾ[a]ピレン

タイトルに関連する用語 (9件)： フタル酸ジブチル ,  ピレン ,  曝露 ,  ラット ,  尿 ,  代謝物 ,  肝障害 ,  基準線 ,  分析