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J-GLOBAL ID：202102280362625636   整理番号：21A0057504

火星衛星探査計画MMXによるサイエンス

Science by the Martian Moon eXploration MMX

著者 (2件)： 倉本圭 ,  川勝康弘
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 64th  ページ： ROMBUNNO.3D02  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火星衛星探査計画(MMX)は,火星衛星システムへの新しいJAXAのサンプルリターンミッションである。このミッションは,2つの主要な科学目標,すなわち,火星衛星の起源を明らかにし,原始太陽系を横切る揮発性物質輸送に関して,居住可能表層環境を有する陸上惑星の形成を解明することである。フォボスの近接撮影および/またはその場観測のための科学的手段は,リターンサンプル分析による補完的に科学目的を達成するために協調する役割を果すことである。デイモスの分光学的観察を行い,フォボスと比較してディモスの起源を制約した。火星大気はMMXによる科学的観測のもう一つの目標であり,火星系における進行中の進化過程として大気循環と脱出を明らかにした。科学的観察とサンプリングのための軌道設計と運用予定表は火星での約3年間滞在のために計画される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 惑星探査 ,  *宇宙科学 ,  試料採取 ,  *原始太陽系 ,  揮発分 ,  物質移動 ,  住環境 ,  衛星 ,  *火星 ,  天体観測 ,  *大気循環 ,  *宇宙探査機
準シソーラス用語： サイエンス ,  火星衛星探査

分類 (5件)： 太陽系一般  (DB04010T) ,  宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  惑星  (DB04020E) ,  宇宙・地球の科学一般  (DA01010V) ,  大気大循環,熱帯気象  (DC05060G)

引用文献 (7件)：

• Kawakatsu, Y., Kuramoto, K., Ogawa, N., Ikeda, H., Mimasu, Y.,Ono, G., Sawada, H. Yoshikawa, K., Imada, T., Otake, H., Kusano,H. Yamada, K., Otsuki, M., Baba, M.: (2017). Mission Concept of martian moons exploration (MMX). in Proceedings in the 68th International Astronautical Congress, 2017,
• Hunten, D. M.: Capture of Phobos and Deimos by proto-atmospheric drag, Icarus, 37 (1979), pp. 113-123.
• Craddock, R. A.: Are Phobos and Deimos the result of a giant impact? Icarus, 211 (2011), pp. 1150-1161.
• Rosenblatt, P., Charnoz, S., Dunseath, K. M., Terao-Dunseath, M.,Trinh, A., Hyodo, R., Genda, H., and Toupin, S.: Accretion of Phobos and Deimos in an extended debris disc stirred by transient moons. Nature Geoscience, 9 (2016), pp. 581.
• Burns, J. A.: Contradictory clues as to the origin of the Martian moons. in Mars, University of Arizona Press, Tucson, 1992, pp.1283-1301.

タイトルに関連する用語 (5件)： 火星 ,  衛星 ,  探査 ,  計画 ,  サイエンス