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J-GLOBAL ID:202102280398424189   整理番号:21A0778971

p62/IMP2の過剰発現はWnt/β-カテニン経路の活性化を介して肝細胞癌の細胞移動を促進する【JST・京大機械翻訳】

Overexpression of p62/IMP2 can Promote Cell Migration in Hepatocellular Carcinoma via Activation of the Wnt/β-Catenin Pathway
著者 (12件):
資料名:
巻: 12  号:ページ:発行年: 2019年 
JST資料番号: U7153A  ISSN: 2072-6694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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p62/IMP2は,肝細胞癌(HCC)における腫瘍関連抗原として初めて報告された癌胎児蛋白質である。著者らの以前の研究で,著者らは様々なタイプの癌に現れるp62/IMP2自己抗体の高頻度を示した。したがって,p62/IMP2はHCCの進行に重要な役割を果たすが,その機序は調査されていない。本研究では,免疫組織化学およびウェスタンブロット分析により,ヒト組織および肝臓癌細胞系の両方でp62/IMP2蛋白質の発現を評価し,p62/IMP2蛋白質が正常ヒト肝臓組織と比較してヒトHCC組織で過剰発現していることを見出した。HCCにおいてp62/IMP2が果たす役割を調査するために,p62/IMP2を2つのp62/IMP2陽性肝癌細胞株(SNU449とHepG2)でノックアウトした。SNU449におけるp62/IMP2の低い発現レベルのため,著者らはこの細胞株においてp62/IMP2を過剰発現した。続いて,両細胞系でのp62/IMP2の高い発現が,Wnt/-カテニン経路の活性化により,in vitroで細胞移動と浸潤能を促進することを示した。また,Wnt/カテニン経路阻害剤,XAV 939,およびホスホプロテオームアッセイを用いて,著者らの知見を確認した。結論:著者らの結果は,p62/IMP2がWntシグナル伝達経路の必須調節因子であり,HCC進行と転移において重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
引用文献 (41件):
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