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J-GLOBAL ID:202102280456848790   整理番号:21A0520249

オオムギ黄萎ウイルス-PAV感染に応答したコムギ品種抵抗性と収量損失閾値の評価【JST・京大機械翻訳】

The Evaluation of Wheat Cultivar Resistance and Yield Loss Thresholds in Response to Barley Yellow Dwarf Virus-PAV Infection
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 20  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7128A  ISSN: 2077-0472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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オオムギ黄色矮性ウイルス(BYDV)のPAV株は,穀類における黄色矮性病の原因物質の1つである。BYDVに抵抗性がある生殖質の使用は,この病原体による損傷を制御する最も効果的な手段と考えられている。圃場試験ではチェコ共和国に登録された選抜コムギ品種のオオムギ黄色矮性ウイルスによる感染に対する応答を対照品種と比較した。BYDV-PAVに対する良好なレベルの耐性は品種Athlonで見出され,収量損失は低かったが,症状が中程度の耐性対照品種Spartaより重度であった。Nordika,Julie,およびReplikのようないくつかの他の品種も,SpartaまたはAthlonで症状がより重度であったが,穂当たりの穀粒重量の30%の減少よりもわずかに少なかった。結果は,BYDV-PAV症状を持つコムギ植物の約60%の場合,最適農業条件下での収量低下は中程度の耐性品種では約17%,中程度の感受性品種では30%に達したことを示した。N肥料の適用は,BYDV-PAV感染コムギ品種,特に中程度の耐性品種における収量損失を著しく減少させた。BYDV-PAVに感染した場合でも,春播コムギのそれらを含む中程度の耐性品種の収量は,まだ許容できた。しかし,被害を受けた冬コムギの置換における春播コムギの再培養費用は,BYDV感染コムギ品種(中程度耐性および/または中程度の感受性のもの)よりも遥かに大きいヘクタール当たりの総経済的損失をもたらした。さらに,中程度の耐性品種を用いた場合,経済的損失ははるかに低かった。したがって,冬コムギにおける高レベルの疾患症状でさえ,春コムギの再培養は経済的に実行可能ではない。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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麦  ,  ウイルスによる植物病害 
引用文献 (25件):
  • Gray, S.; Gildow, F.E. Luteovirus-Aphid Interactions. Annu. Rev. Phytopathol. 2003, 41, 539-566.
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  • Scheurer, K.S.; Friedt, W.; Huth, W.; Waugh, R.; Ordon, F. QTL analysis of tolerance to a German strain of BYDV-PAV in barley (Hordeum vulgare L.). Theor. Appl. Genet. 2001, 103, 1074-1083.
  • Kundu, J.K.; Jarošová, J.; Gadiou, S.; Červená, G. Discrimination of three BYDV species by one-step RT-PCR-RFLP and sequence-based methods in cereal plants from the Czech Republic. Cereal Res. Commun. 2009, 37, 541-550.
  • Jarošová, J.; Chrpová, J.; Šíp, V.; Kundu, J.K. A comparative study of the Barley yellow dwarf virus species PAV and PAS: Distribution, accumulation and host resistance. Plant Pathol. 2013, 62, 436-443.
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