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J-GLOBAL ID:202102281300592555   整理番号:21A0607302

マーシャル諸島共和国ローラ島における淡水レンズの動態管理

著者 (1件):
資料名:
巻: 28th  ページ: 1-6  発行年: 2020年 
JST資料番号: L5746A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・環礁島の地下水資源である淡水レンズ(ローラレンズ)は地球温暖化海面上昇による縮小が懸念され,動態管理が重要であり,レンズ形状モニタリングによる淡水レンズ動態の明確化が必要。
・本研究では,1)観測井の水位と電気伝導度観察によるアップコーニングの把握,2)ローラレンズの塩淡境界,3)貯留量,4)アップコーニングによる損失水量把握を目的としたローラ島事例を紹介。
・塩淡境界深度変化からアップコーニング回復には涵養が重要であり,ローラレンズの推定貯留量は2010年168万m3と,アップコーニング発生により1985年から41万m3減少と判明。
・地下水観測結果コンター図から,水理水頭が低い場所に地下水流動が集中し,高塩分濃度の地下水流動が生じ,レンズ内では側方の地下水流動大等の要因のためアップコーニング回復には長時間必要。
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分類 (3件):
分類
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水資源  ,  水利用,その他  ,  水質汚濁一般 
引用文献 (8件):
  • Ayers, J.F. (1998): Groundwater Flow Dynamics beneath Atoll Islands, IAHS-AISH Publication, No.253, pp.397-404.
  • Hamlin, S.N. and Anthony, S.S. (1987): Ground-water resources of the Laura area, Majuro Atoll, Marshall Islands: USGS Water-Resources Investigations Report, 87-4047, pp.1-69.
  • 石田聡・吉本周平・小林勤・幸田和久・土原健雄・万福裕造 (2010): マーシャル諸島共和国マジュロ環礁における地下水の塩水化について, 地盤工学会誌, Vol.58, No.5, pp.22-25.
  • Koda, K. (2019): Up-coning Caused by Excess Pumping during Drought Had Reduced Storage Volume of Fresh Groundwater Lens on Atoll Island, Irrigation, Drainage and Rural Engineering Journal, Vol.87, No.1, pp.ii-11-ii-18.
  • 幸田和久 (2020): ローラ島における淡水レンズの動態, 日本水文科学会誌, Vol.50, No.3, pp.1-15. (印刷中)
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