文献

J-GLOBAL ID：202102281315970930   整理番号：21A0188875

空気を作動媒体とする熱バッテリー用材料の開発

Development of Heat Battery Material Driven by Air as Operating Medium

著者 (4件)： 窪田光宏 (名大 院) ,  和田一佐 (名大 院) ,  山下誠司 (名大 院) ,  北英紀 (名大 院)
資料名： 日本冷凍空調学会年次大会講演論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the JSRAE Annual Conference (CD-ROM))
巻： 2020  ページ： ROMBUNNO.E234  発行年： 2020年 
JST資料番号： Z0849B  ISSN： 2188-5397  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・電気自動車用熱バッテリーとして有効な化学蓄熱材料を得るため,酸化率の高いMn-Fe系複合酸化物の調製条件を調査。
・原料として,マンガン前駆体に酸化マンガン(IV)と酸化マンガン(III),および鉄前駆体に酸化鉄(III)を使用。
・混合モル比,混合方法,焼成条件を変えてさまざまなMn-Fe系複合酸化物を調製。
・調整した試料について,X線回折により結晶相を同定し,熱重量分析により酸化・還元挙動を把握。
・その結果,焼結操作によりMn-Fe系複合酸化物が生成されることを確認。
・Mn-Fe複合酸化物はMn₂O₃,Fe₂O₃単体に比べて高い酸化率を有すること,および複合化が酸化率の向上に対して有効であることが判明。

シソーラス用語： 空気 ,  *電気自動車 ,  *蓄熱 ,  *酸化物 ,  酸化マンガン ,  酸化鉄 ,  X線回折 ,  熱重量分析 ,  焼結 ,  調製 ,  酸化還元反応
準シソーラス用語： *化学蓄熱 ,  材料調製 ,  *複合酸化物

分類 (2件)： 暖房  (PC02020F) ,  電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (3件)：

• General Actomics,” Thermochemical Heat Storage for Concentrated Solar Power”, General Atomics (2011).
• I.A. Al-Shankiti, B.D. Ehrhart, B.J. Ward, A. Bayon, M.A. Wallace, R. Bader, P. Kreider and A.W. Weimer, Particle Design and Oxidation Kinetics of Iron-manganese Oxide Redox Materials for Thermochemical Energy Storage, Solar Energy, 183 (2019), pp. 17-29.
• Y. Larring, C. Braley, M. Pishahang, K.A. Andreassen, and R. Bredesen, Evaluation of a Mixed Fe-Mn Oxide System for Chemical Looping Combustion, Energy & Fuels, 29 (2015), pp. 3438-3445.

タイトルに関連する用語 (3件)： 媒体 ,  バッテリー ,  開発