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J-GLOBAL ID:202102281413892142   整理番号:21A0272832

2-DG誘発小胞体ストレスからのアストラガロシドIVの神経保護作用【JST・京大機械翻訳】

Neuroprotection Effect of Astragaloside IV from 2-DG-Induced Endoplasmic Reticulum Stress
著者 (11件):
資料名:
巻: 2020  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:アストラガロシドIVは神経保護活性を示すが,その機序は不明である。アストラガロシドIVが小胞体ストレス(ERS)から保護するかどうかを調べるために,神経細胞PC12におけるアストラガロシドIVによるグリコーゲンシンターゼキナーゼ-3β(GSK-3β)およびミトコンドリア透過性遷移孔(mPTP)の調節に焦点を当てた。方法および結果。ERSインダクタ2-デオキシグルコース(2-DG)(25-500μM)の異なる濃度で処理したPC12細胞は,グルコース調節蛋白質78(GRP78)およびGRP94発現の有意な増加およびテトラメチルローダミンエチルエステル(TMRE)蛍光強度およびミトコンドリア膜電位(ΔΨm)の減少を示し,ピーク効果は50μMで見られ,2-DGがERSおよびmPTP開口を誘導することを示した。同様に,50μMのアストラガロシドIVはSer9でGSK-3βリン酸化を最も有意に増加させた。次に,PC12細胞を対照群,2-DG治療群,アストラガロシドIV+2-DG治療群,およびアストラガロシドIVのみ群に分割して,アストラガロシドIVの神経保護を検討した。50μMの2-DGで異なる時間コース(0-36時間)処理したPC12細胞は,6時間でピークでCleave-Caspase-3の有意な増加を示した。2-DGは細胞アポトーシスを有意に誘導し,アネキシンV-FITCの緑色蛍光強度を増加させ,これらの効果はアストラガロシドIVにより逆転した。このような結果は,アストラガロシドIVがERSから神経細胞生存を保護したことを示す。2-DG処理は,イノシトール要求ER-核シグナルキナーゼ1(IRE1),蛍光体-蛋白質キナーゼR様ERキナーゼ(p-PERK)の発現を有意に増加させたが,転写因子6(ATF6)発現には影響しなかった。2-DG処理はGSK-3βのリン酸化を有意に減少させ,mPTP開放後にTMRE蛍光強度とΔΨmを有意に低下させた。アストラガロシドIVはATF6蛋白質のアップレギュレーションを除き,2-DGによる上記の効果を有意に阻害した。まとめると,アストラガロシドIVは2-DGに起因するERSを有意に阻害した。結論.著者らのデータは,アストラガロシドIVがGSK-3βの不活性化によりERSからPC12細胞を防御し,mPTP開口を防ぐことを示唆した。GRP78,GRP94,IRE1,およびPERKシグナル伝達経路は,アストラガロシドIVによるGSK-3β不活性化と神経保護に関与する。Copyright 2020 Yu Fu et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  神経の基礎医学 
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