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J-GLOBAL ID:202102281519756938   整理番号:21A0015712

大豆イソフラボンダイゼインの代謝産物である7,3′,4′-トリヒドロキシイソフラボンはメラノコルチン1受容体を標的とすることによりα-メラニン細胞刺激ホルモン誘導メラニン形成を抑制する【JST・京大機械翻訳】

7,3′,4′-Trihydroxyisoflavone, a Metabolite of the Soy Isoflavone Daidzein, Suppresses α-Melanocyte-Stimulating Hormone-Induced Melanogenesis by Targeting Melanocortin 1 Receptor
著者 (13件):
資料名:
巻:ページ: 577284  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7081A  ISSN: 2296-889X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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7,3′,4′-トリヒドロキシイソフラボン(7,3′,4′-THIF)はダイズに見られる代表的なイソフラボンであるダイゼインの代謝産物である。最近の研究は,7,3′,4′-THIFがB16F10細胞において低色素性効果を発揮するが,その根底にある分子機構と特異的標的蛋白質は不明のままであることを示唆した。ここでは,7,3′,4′-THIFは,メラノコルチン1受容体(MC1R)を直接標的化することにより,B16F10細胞におけるα-メラニン細胞刺激ホルモン(MSH)誘導細胞内および細胞外メラニン産生を阻害することを見出した。ウェスタンブロットデータは,7,3′,4’-THIFが,Microphthalmia関連転写因子(MITF)発現とcAMP応答要素結合(CREB)リン酸化の阻害を通して,α-MSH誘導チロシナーゼ,チロシナーゼ関連蛋白質-1(TYRP-1)およびチロシナーゼ関連蛋白質-2(TYRP-2)発現を阻害することを示した。7,3′,4′-THIFはまた,AKTのα-MSH誘導脱リン酸化およびp38およびcAMP依存性蛋白質キナーゼ(PKA)のリン酸化を阻害した。cAMPとプルダウンアッセイは,7,3′,4’-THIFが,α-MSHとの競合により,直接ホルスコリン誘導細胞内cAMP産生と結合MC1Rを強く阻害することを示した。さらに,7,3′,4′-THIFはヒト表皮メラニン細胞(HEMs)におけるα-MSH誘導細胞内メラニン産生を阻害した。まとめると,これらの結果は,7,3′,4′-THIFがMC1Rを標的とし,メラニン産生の抑制をもたらし,メラニン形成に対する7,3′,4’-THIFの保護的役割を示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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皮膚の基礎医学  ,  植物の生化学  ,  細胞分裂・増殖  ,  動物の代謝と栄養一般 
引用文献 (41件):
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