抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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熱可塑性複合材料は押出法で通常調製され,藁補強材料は繊維あるいは粉末に加工されなければならない。本研究では,長い連続藁茎を有する線状低密度ポリエチレン(LLDPE)を強化するために,フィルムロールホットプレスを開発した。長い藁茎をLLDPEフィルムで包み,次にホットプレスし,藁/LLDPE複合材料を調製するために冷却した。押出藁繊維/LLDPE複合材料を対照として調製した。これらのLLDPE系複合材料の機械的特性を評価した。ホットプレスした藁/LLDPE複合材は,従来の押出藁/LLDPE複合材料より高い引張強度,引張弾性率,曲げ強度,曲げ弾性率,および衝撃強度を,それぞれ335%,107%,68%,57%,および181%に与え,それぞれ,35.1MPa,2.65GPa,3.8MPa,2.15GPa,および25.1KJ/m2に達した。ホットプレスした藁/LLDPE複合材料(0.83g/cm3)の密度は押出藁/LLDPE複合材料(1.31g/cm3)のそれより低く,前者は強度対重量の比率が高かった。走査電子顕微鏡は,複合材料中の藁の配向が新しい方法でより良いことを示した。示差走査熱量測定試験は,ホットプレスした藁/LLDPE複合材料において,藁繊維が押出複合材料よりLLDPEの融解に対してより大きな抵抗を持つことを明らかにした。回転レオメータ試験は,ホットプレスした藁/LLDPEの貯蔵弾性率が押出複合材料のそれより周波数によってあまり影響を受けず,より良い弾性特性が150Cで顕著であることを示した。ホットプレスした藁/LLDPE複合材料は押出複合材料より多くの水を吸収し,周囲の相対湿度を制御する潜在的能力を示した。著者らの結果は,再生可能資源からの藁が,良い性能を有する複合材料を製造するために使用できることを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
