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J-GLOBAL ID：202102281984358444   整理番号：21A0246017

農業農村工学におけるICT利活用の現状と将来展望-2)営農と圃場整備をつなぐドローン圃場センシングの可能性

The Potential of Drone Field Sensing to Combine Data for Farming and Farmland Consolidation

著者 (2件)： 栗田英治 (農研機構) ,  加藤修一 (宮城県)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 89  号： 1  ページ： 7-10  発行年： 2021年01月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,圃場整備実施直後の水田圃場を対象に,生育段階に応じた複数回のドローン空撮調査,マルチスペクトル画像を用いた正規化植生指数(NDVI)の算出による生育ムラの把握と収量マップの作成などを通じて,圃場整備による農地への影響の可視化を試みた。調査対象地区では,整備後の新しい耕区内で生育や収量の大きな差がみられ,旧耕区を単位とする生育ムラも確認され,整備時の切土盛土の影響が考えられた。結果をもとに,営農・整備を通じたシームレスな農地情報の共有と活用を実現するドローン圃場センシングのあり方と可能性について展望した。(著者抄録)

シソーラス用語： 農業土木 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  *圃場整備 ,  *農業経営 ,  無人機 ,  スペクトル画像 ,  *正規化植生指数 ,  可視化 ,  切土 ,  盛土 ,  情報共有 ,  画像 ,  *リモートセンシング ,  *ドローン ,  *環境指標 ,  *指数
準シソーラス用語： ICT ,  NDVI ,  UAV【航空機】 ,  マルチスペクトル画像 ,  営農 ,  空撮画像 ,  農業農村工学

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (3件)：

• 1) 栗田英治, 福本昌人:小型UAV空撮・三次元形状復元技術による傾斜地農地環境の把握, 水土の知84(9), pp.7~10 (2016)
• 2) 久津那浩三, 飯田周治, 新村善男, 上森 晃, 瀬川篤忠:水田の基盤整備に関する研究 (第1報) -土壌の理化学的性質の変動とこれが水稲の生育におよぼす影響-, 日本土壌肥料学雑誌43(5), pp.165~171 (1972)
• 3) 農林水産省農村振興局整備部設計課:情報化施工技術の活用ガイドライン (2020), https://www.maff.go.jp/j/nousin/sekkei/attach/pdf/index-42.pdf (参照2020年9月14日)

タイトルに関連する用語 (11件)： 農業農村工学 ,  ICT ,  活用 ,  現状 ,  将来展望 ,  営農 ,  圃場整備 ,  ドローン ,  圃場 ,  センシング ,  可能性