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J-GLOBAL ID：202102282218847462   整理番号：21A2745540

Dickkopf-1(DKK1)は肝細胞癌の浸潤と転移を促進する【JST・京大機械翻訳】

Dickkopf-1 (DKK1) promotes invasion and metastasis of hepatocellular carcinoma

著者 (3件)： Tao Yi-Ming (Institute of Medical Sciences, Xiangya Hospital, Central South University, Changsha, Hunan, China) ,  Liu Zhen (Department of Hepatobiliary Surgery, The People’s Hospital of Liuzhou City, Liuzhou, Guangxi, China) ,  Liu He-Li (Department of General Surgery, Xiangya Hospital, Central South University, Changsha, Hunan, China)
資料名： Digestive and Liver Disease  (Digestive and Liver Disease)
巻： 45  号： 3  ページ： 251-257  発行年： 2013年 
JST資料番号： W3234A  ISSN： 1590-8658  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Dickkopf-1(DKK1)は最近肝細胞癌の進行に関与することが報告されているが,その具体的な役割は明らかではない。本研究の目的は,肝細胞癌の浸潤および転移におけるDKK1の臨床的意義,生物学的機能および分子機構を調査することである。肝細胞癌におけるDKK1のmRNAと蛋白質発現レベルを検出し,その予後的意義を評価した。肝細胞癌におけるDKK1の生物学的機能を,創傷治癒,トランスウェル浸潤アッセイおよび肝細胞癌転移マウスモデルを用いて研究した。DKK1は,特に血管浸潤を伴う組織で,肝細胞癌組織で主に上昇した。増加したDKK1発現は,多発性腫瘍結節,高いEdmondson-Steiner等級および静脈浸潤,ならびに肝細胞癌の全体のおよび疾患のない生存不良と相関していた。DKK1は,in vitroおよびin vivoで肝細胞癌細胞浸潤および転移を促進することができた。最後に,DKK1発現のRhoAおよびJNKレベルとの正の関係は,肝細胞癌細胞株および組織の両方において見出され,DKK1がおそらく非標準的Wnt経路を通して肝細胞癌の浸潤および転移を促進することを示唆した。まとめると,著者らの知見は,DKK1が肝細胞癌の新しい予後マーカーおよび治療標的として役立つことを示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *浸潤 ,  mRNA ,  生物活性 ,  腫瘍転移 ,  予後 ,  *肝細胞癌 ,  in vitro実験 ,  創傷治癒 ,  *肝細胞 ,  細胞浸潤
準シソーラス用語： 分子機構 ,  蛋白質発現 ,  治療標的 ,  予後予測マーカー ,  マウスモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Dickkopf-1 ,  肝細胞癌 ,  侵入 ,  予後

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (5件)： Dickkopf-1 ,  Dkk1 ,  肝細胞癌 ,  浸潤 ,  促進