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J-GLOBAL ID:202102282243570936   整理番号:21A2844564

ヒトおよびウシ起源の腎臓細胞におけるクリミア-コンゴ出血熱ウイルスの異なる増殖特性【JST・京大機械翻訳】

Differential Growth Characteristics of Crimean-Congo Hemorrhagic Fever Virus in Kidney Cells of Human and Bovine Origin
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 685  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Crimean-Congo出血性熱ウイルス(CCHFV)は,ヒトで重度の臨床症状を有する致死ダニ媒介人畜共通感染症を引き起こすが,野生または家畜では症候性疾患を生じない。種間の感染の異なる結果に寄与する因子は,まだ理解されていない。CCHFVは腎臓組織への指向性を持つことが知られているので,ウシはCCHFVの増幅宿主として重要な役割を果たし,本研究では,ヒトおよびウシ起源の不死化および原発性腎臓および副腎細胞株におけるCCHFV感染に対するin vitro細胞感受性を評価した。著者らの間接蛍光焦点アッセイ(IFFA)に基づいて,著者らはウシ腎臓細胞における細胞-細胞CCHFウイルス伝播過程を示唆するが,ヒト細胞ではそうではない。感染後7日の経過(dpi)で,感染したウシ腎臓細胞は,制限した島様領域で見出された。対照的に,3つのdpi感染ヒト腎臓または副腎細胞は,単層の100%までの感染まで進行している1つから離れている領域で記録された。細胞内および細胞外ウイルスRNAの両方の定量的リアルタイムRT-PCR(qRT-PCR)により測定した顕著なCCHFV複製は,ヒト腎臓細胞でのみ記録され,ウシ起源の細胞における制限感染を支持した。差異をさらに調べるために,乳酸デヒドロゲナーゼ活性と細胞変性効果を,すべての言及した細胞で異なる時点で測定した。in vitroアッセイは,CCHFV感染がヒトおよびウシ腎臓細胞に異なって影響し,ヒト細胞株が顕著に許容されるようであることを示した。これは,ウシ細胞におけるCCHFV感受性と複製パターンの最初の報告であり,ヒトと動物細胞許容性をin vitroで比較する最初の報告である。更なる研究は,ウイルス宿主相互作用に対する種々の起源の異なる細胞型の影響を理解するのに役立つであろう。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (56件):
  • Spengler, J.R.; Patel, J.R.; Chakrabarti, A.K.; Zivcec, M.; García-Sastre, A.; Spiropoulou, C.F.; Bergeron, É. RIG-I Mediates an Antiviral Response to Crimean-Congo Hemorrhagic Fever Virus. J. Virol. 2015, 89, 10219-10229.
  • Mertens, M.; Schmidt, K.; Ozkul, A.; Groschup, M.H. The impact of Crimean-Congo hemorrhagic fever virus on public health. Antivir. Res. 2013, 98, 248-260.
  • Elliott, R.M. Orthobunyaviruses: Recent genetic and structural insights. Nat. Rev. Microbiol. 2014, 12, 673.
  • Zivcec, M.; Metcalfe, M.G.; Albariño, C.G.; Guerrero, L.W.; Pegan, S.D.; Spiropoulou, C.F.; Bergeron, É. Assessment of Inhibitors of Pathogenic Crimean-Congo Hemorrhagic Fever Virus Strains Using Virus-Like Particles. PLoS Negl. Trop. Dis. 2015, 9, e0004259.
  • Haddock, E.; Feldmann, F.; Hawman, D.W.; Zivcec, M.; Hanley, P.W.; Saturday, G.; Scott, D.P.; Thomas, T.; Korva, M.; Avšič-Županc, T.; et al. A cynomolgus macaque model for Crimean-Congo haemorrhagic fever. Nat. Microbiol. 2018, 3, 556-562.
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