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J-GLOBAL ID:202102282700707502   整理番号:21A3310751

強酸性雨への加速曝露下で反応性マグネシアにより安定化された製錬残渣中のSbの長期浸出性【JST・京大機械翻訳】

Long-term leachability of Sb in smelting residue stabilized by reactive magnesia under accelerated exposure to strong acid rain
著者 (6件):
資料名:
巻: 301  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,反応性マグネシア(MgO)によって固化/安定化した製錬残渣(39519mg/kg)中のアンチモン(Sb)の長期浸出性を調べた。MgO(対照として0%,乾燥ベースで2%,5%,および10%)の種々の用量を比較し,長期性能を,抽出剤として模擬強酸性雨(SAR,HNO_3:H_2SO_4=1:2,pH=3.20)による20回の連続浸出段階から成る加速曝露試験によって評価した。特に,MgO処理はSb浸出性を効率的に減少させた。元のスラグ(8.3mg/L)と比較して,中国の標準HJ/T299-2007に基づく浸出濃度は,0%,2%,5%,および10%のMgO投与量で,それぞれ58%,79%,85%,および86%減少した。研究したスラグはSiO_2,CaOおよびMgOのような酸化物が豊富であるので,水和反応は恐らく有酸素水によるエージング過程で起きた。形成された水和生成物は,固相からのSb浸出を抑制する自己固化/安定化機能を有すると推測した。鉱物学的キャラクタリゼーションの結果は,水和Mg(OH)_2がSb浸出性の減少に本質的な役割を果たすことを証明した。さらに,MgO添加はこの製錬スラグの水和を促進し,このスラグ中にSbを固定化する新しい水和物ゲルを形成した。結果は,MgO添加スラグが連続SAR腐食に耐性であることを確認した。対照と比較して,5%MgOの投与量は,累積的に放出されたSbを57%まで効果的に低減でき,総Sbの0.46%だけが浸出できた。Mg(OH)_2と水和物ゲルの分解は,長期間Sbの再放出を決定した。本研究は,反応性MgO改質が,現場条件におけるSb含有製錬残渣の処理のための有効な戦略として,潜在的に選択できることを示した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業廃棄物処理  ,  ごみ処理 

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