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J-GLOBAL ID:202102283118331411   整理番号:21A1361727

ジアシルグリセロールキナーゼ,ホスファチジン酸およびホスファチジン酸結合蛋白質の新時代【JST・京大機械翻訳】

New Era of Diacylglycerol Kinase, Phosphatidic Acid and Phosphatidic Acid-Binding Protein
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号: 18  ページ: 6794  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ジアシルグリセロールキナーゼ(DGK)はジアシルグリセロール(DG)をリン酸化しホスファチジン酸(PA)を生成する。哺乳類DGKは10のアイソザイムから成り,免疫応答,神経ネットワーク,双極性障害,強迫性障害,脆弱X症候群,癌,および2型糖尿病を含む広範囲の生理学的および病理学的事象を支配する。DGとPAは,sn-1とsn-2位に異なるアシル鎖を持つ多様な分子種を含む。DGK活性は1-ステアロイル-2-アラキドノイル-DGを排他的に産生するホスファチジルイノシトールターンオーバーに必須であるので,全てのDGKアイソザイムはターンオーバーに由来するDG種を利用すると考えられている。しかし,DGKεを除くDGKアイソザイムは,ホスファチジルイノシトールターンオーバーから誘導されない多様なDG種をリン酸化することが明らかになった。さらに,PA種に対して異なる選択性を持つ種々のPA結合蛋白質(PABP)が最近見出された。これらの結果は,DGKPAPABP軸が,DGDG結合蛋白質軸のDGK依存性減衰に加えて,大規模で複雑なシグナル伝達ネットワークを潜在的に構築でき,生理学的および病理学的に重要な役割を果たすことを示唆する。例えば,DGKにより産生された1-ステアロイル-2-ドコサヘキサエノイル-PAはPraja-1と相互作用し,E3ユビキチンリガーゼはセロトニン輸送体に作用するE3ユビキチンリガーゼであり,それは脳における強迫性及び主要な抑鬱障害の標的である。本論文は,DGKアイソザイムにより生産されたPA種に関する最近の研究の進歩,PABPsとPA種へのPABPの選択的結合,およびホスファチジルイノシトールターンオーバー非依存性DG供給経路をレビューした。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
引用文献 (282件):
  • Goto, K.; Hozumi, Y.; Kondo, H. Diacylglycerol, phosphatidic acid, and the converting enzyme, diacylglycerol kinase, in the nucleus. Biochim. Biophys. Acta 2006, 1761, 535-541.
  • Merida, I.; Avila-Flores, A.; Merino, E. Diacylglycerol kinases: At the hub of cell signalling. Biochem. J. 2008, 409, 1-18.
  • Sakane, F.; Imai, S.; Kai, M.; Yasuda, S.; Kanoh, H. Diacylglycerol kinases: Why so many of them? Biochim. Biophys. Acta 2007, 1771, 793-806.
  • Sakane, F.; Mizuno, S.; Takahashi, D.; Sakai, H. Where do substrates of diacylglycerol kinases come from? Diacylglycerol kinases utilize diacylglycerol species supplied from phosphatidylinositol turnover-independent pathways. Adv. Biol. Regul. 2018, 67, 101-108.
  • Topham, M.K.; Epand, R.M. Mammalian diacylglycerol kinases: Molecular interactions and biological functions of selected isoforms. Biochim. Biophys. Acta 2009, 1790, 416-424.
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