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J-GLOBAL ID:202102283348363809   整理番号:21A0553958

雲-雲衝突によって引起されるオリオン座での大質量星形成 III NGC2068とNGC2071

High-mass star formation in Orion possibly triggered by cloud-cloud collision. III. NGC 2068 and NGC 2071
著者 (15件):
資料名:
巻: 73  号: SP1  ページ: S273-S284  発行年: 2021年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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NANTEN2観測所を用いて,13CO(J=2-1)遷移のオリオン座において,反射星雲,NGC2068およびNGC2071を有する大質量星形成領域の分子線研究を行った。13CO分布は,9.0と10.5kms-1の2つの速度成分があることを示した。青方偏移成分はNGC2071と関連する北東にあり,一方,赤方偏移成分はNGC2068と関連する南西にある。2つの雲の全強度分布は,約1pcのギャップを示し,それらが現在分離されていることを示唆した。詳細な空間比較は,2つが相補的分布を示すことを示した。青方偏移成分は赤方偏移成分の北西への強度低下に向かっており,0.8pcの変位は2つの雲が互いに良く適合することを見出した。さらに,非正面衝突の新しいシミュレーションは,衝突軸から60°離れた所からの観測が,この領域における速度構造とよく一致することを示した。これらの結果に基づいて,2つの成分が3.0kms-1の投影相対速度で互いに衝突すると仮定した。衝突の時間スケールは,視線から60°離れた相対運動の推定軸に対して0.3Myrと見積もられる。2つの反射星雲の星を照らす雲の中で2つの最も大質量の初期B型星は,2つの雲の間の界面で衝突トリガによって形成したと仮定した。他の若い大質量星形成領域,すなわち,M42,M43,およびNGC2024(Fukuiら2018a,ApJ,859,166;Ohama等2017,arXiv:1706.05652)を考えると,衝突トリガは,約80pcの投影距離にわたって,最後のMyrのオリオンで,O型および初期B型星の形成に独立して作用していると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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星雲  ,  恒星 
タイトルに関連する用語 (4件):
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