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J-GLOBAL ID:202102283364383301   整理番号:21A0304978

唾液SIgA抗体の障害は口腔ジスビオーシスを誘導し,歯槽骨損失のその後の誘導を誘発する【JST・京大機械翻訳】

Impaired salivary SIgA antibodies elicit oral dysbiosis and subsequent induction of alveolar bone loss
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 151-158  発行年: 2021年 
JST資料番号: E0170B  ISSN: 1023-3830  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:分泌IgA(SIgA)は,毒素およびウイルスを中和し,上皮細胞への細菌付着を阻害することにより,粘膜表面上の細菌およびウイルス感染の予防に中心的な役割を果たす。しかし,口腔フローラの調節における唾液SIgA抗体(Abs)の役割はまだ知られていない。この研究は,IgA欠損(IgA KO)および野生型(WT)対照マウスにおける口腔細菌,それらの代謝物および歯周炎の間の関係を評価することを目的にした。方法:マイクロコンピュータ断層撮影(マイクロCT)分析を用いて,歯周炎の発症として歯槽骨吸収を評価した。唾液の細菌プロファイルを次世代配列決定アッセイを用いて測定した。さらに,唾液中の代謝産物を測定し,CE-TOFMSを用いて比較した。結果:IgA KOマウスの唾液微生物叢は,WTのそれらと比較したとき,Streptococcusの顕著に低下した頻度と,Aggregatibacer,Actinobacillus,およびPrevotellaの割合の増加を明らかにした。同じ年齢のWT対照マウスと比較して,肺胞骨損失のレベルはIgA KOマウスで有意に増加し,破骨細胞の浸潤は歯槽骨の表面で見いだされた。メタボロームプロファイルは,IgA KOマウスの代謝産物が,WTマウスより炭素代謝,尿素サイクル,および脂質経路においてより大きな変動性を有することを示した。結論:これらの結果は,唾液SIgAが歯周病の発症を予防するために正常な口腔ミクロフローラの調節と維持に重要な役割を果たすことを示唆する。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
スポーツ医学  ,  歯の臨床医学一般  ,  歯の基礎医学  ,  抗原・抗体・補体の生化学 

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