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J-GLOBAL ID:202102283449694627   整理番号:21A0424336

文明をつくる力 家畜化による心の変化-比較認知科学からの提案

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資料名:
巻: 91  号:ページ: 173-177  発行年: 2021年02月01日 
JST資料番号: F0094A  ISSN: 0022-7625  CODEN: KAGTA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・比較認知科学者のブライアン・ヘアはイヌとイヌの祖先種であるオオカミを用いた実験で,ヒトが出す指差しや視線などの社会的手がかりをイヌは正しく利用することができたが,オオカミにはできなかったと提示。
・ヘアはまた,チンパンジーよりもイヌの方が社会的認知能力に優れていることを発見。
・家畜化を受けた集団の,及び受けていない集団のキツネで比較の結果,家畜化を受けた集団の方に社会的認知能力が優れていることが判明。
・ヘアは,攻撃性の低い個体を人為的に選択するという家畜化の副産物として社会的認知能力が高くなったと思考。
・ヒトは自ら攻撃性を低下させた自己家畜化動物となり,高い社会的認知能力が付随的に発生したとの推測が可能。
・その他,ヒトに最も近いチンパンジーとボノボにおける認知能力と自己家畜化の関連,約6000年前に家畜化されたウマの社会的認知能力に関する研究,などについて記述。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
家畜の飼養一般  ,  科学技術一般  ,  犬・猫 

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