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J-GLOBAL ID:202102284045611210   整理番号:21A0217220

二重螺旋ツールを用いた摩擦撹拌溶接6061-T6アルミニウム合金におけるルート欠陥の抑制

Suppression of root flaw in friction stir welded 6061-T6 aluminum alloy using double spiral tool
著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 351-354(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0047A  ISSN: 0288-4771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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摩擦撹拌溶接(FSW)は,従来のアーク溶接に比べて,接合が比較的容易であるなど,その有用性から注目されており,インフラ用の厚いアルミニウム板など,産業への応用が拡大している。FSWは溶接条件によってはルート欠陥と呼ばれる欠陥が発生することが知られている。欠陥を抑制するためには,塑性流動を最適に制御し,溶接材料を協調的に撹拌する必要がある。本研究は,ツール周囲の撹拌ゾーンの体積を増やすことができる“二重螺旋ツール”と呼ばれる新設計のツールを用いて,厚さ3mmの6061-T6アルミニウム合金シートの健全な継手の作製を試みた。M4~M3ねじ(単一螺旋ツール)と,同じピッチとリード長が2倍の“二重螺旋”タイプの2種類のツールを用いた。溶接試験では,900rpm-50mm/minの溶接条件下で二重螺旋ツールを使用した場合,ルート欠陥が完全に消失したが,単一螺旋ツールで製造された継手にはまだ残ることを明らかにした。したがって,本研究では,二重螺旋ツールが6061アルミニウム合金のFSW継手のルート欠陥を抑制するのに効果的なことを証明した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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溶接装置  ,  溶接欠陥 
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