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J-GLOBAL ID:202102284168077923   整理番号:21A2325505

ヒスチジン系極性頭部を有するジェミニカチオン性脂質ナノベクターにより誘導される癌細胞における蛋白質発現ノックダウン【JST・京大機械翻訳】

Protein Expression Knockdown in Cancer Cells Induced by a Gemini Cationic Lipid Nanovector with Histidine-Based Polar Heads
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 791  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7258A  ISSN: 1999-4923  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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既にプラスミドDNA(pDNA)ナノキャリアとしてその効率を示すヒスチジンに基づくジェミニカチオン性脂質を,癌細胞に低分子干渉RNA(siRNA)をトランスフェクションするために用いた。ヘルパー脂質モノオレイングリセロール(MOG)と併用して,カチオン性脂質を,学際的研究において抗GFP-siRNAナノベクターとして使用した。最初に,ζ電位による生物物理学的特性化とアガロースゲル電気泳動実験を行い,脂質有効電荷を測定し,siRNA圧密を確認した。形成されたリポプレックスは,低温透過型電子顕微鏡(cryo-TEM)および小角X線散乱(SAXS)研究として,クラスタ型形態を有するLラメラリオトロピック液晶相に配列された。さらに,in vitro実験は,フローサイトメトリー(FC)およびエピ蛍光顕微鏡により検出される脂質に基づくナノビークルの高い遺伝子ノックダウン効率を確認し,リポフェクタミン2000*よりも,陽性コントロールとして一般的に使用されるトランスフェクション試薬であった。細胞毒性アッセイは,ナノベクターが細胞に対して非毒性であることを示した。最後に,ナノ液体クロマトグラフィータンデム質量分析(ナノLC-MS/MS)を用いて,アポリポ蛋白質A-IとA-II,次いで血清アルブミンをリポプレックスの表面に対して高い親和性を有する蛋白質として同定した。この事実は,ここで提示したヒスチジン系脂質ナノキャリアの顕著なサイレンシング活性を超えた。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  脂質一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (83件):
  • Dunbar, C.E.; High, K.A.; Joung, J.K.; Kohn, D.B.; Ozawa, K.; Sadelain, M. Gene therapy comes of age. Science 2018, 359, eaan4672.
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  • Chen, X.H.; Mangala, L.S.; Rodriguez-Aguayo, C.; Kong, X.C.; Lopez-Berestein, G.; Sood, A.K. RNA interference-based therapy and its delivery systems. Cancer Metastasis Rev. 2018, 37, 107-124.
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