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J-GLOBAL ID：202102284388318890   整理番号：21A0452951

食物欠乏は線虫の走化性行動を変化させる

Food Deprivation Changes Chemotaxis Behavior of Caenorhabditis elegans

著者 (5件)： 芦田慶太 (東京大学理学系研究科附属生物普遍性研究機構) ,  設樂久志 (北海道大学理学研究院) ,  岡浩太郎 (慶應義塾大学理工学部) ,  岡浩太郎 (早稲田大学理工学術院総合研究所) ,  岡浩太郎 (高雄医学大学医学部)
資料名： 生物物理(Web)
巻： 60  号： 6  ページ： 346-348(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0689A  ISSN： 1347-4219  CODEN： SEBUAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・著者らの研究を含めた,線虫の走化性と飢餓に関する研究の概説。
・線虫が餌である化合物に近づくための行動戦略には方向転換(ピルエット)戦略と風見鶏戦略の2種類があり,周囲の環境によって行動戦略が変化することを確認。
・食物欠乏状態が短期間の場合は風見鶏戦略,長期間の場合はピルエット戦略が優位になることを確認。

シソーラス用語： *走化性 ,  動物行動 ,  濃度勾配 ,  飢餓 ,  *栄養素欠乏 ,  動物実験 ,  変化 ,  匂い物質 ,  行動実験 ,  *C.エレガンス ,  *桿線虫類 ,  *無脊椎動物 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *Caenorhabditis elegans ,  行動変化

分類 (1件)： 個生態学  (EE03020H)

物質索引 (1件)： イソアミルアルコール

引用文献 (8件)：

• 1) Takeshige, K. et al. (1992) J. Cell Biol. 119, 301-311. DOI: 10.1083/jcb.119.2.301.
• 2) Aoki, I. et al. (2017) Learning and Memory: A Comprehensive Reference (Second Edition), pp. 415-434, Elsevier, Amsterdam. DOI: 10.1016/B978-0-12-809324-5.21096-1.
• 3) Shimizu, K. et al. (2019) Biophys. Physicobiol. 16, 167-172. DOI: 10.2142/biophysico.16.0_167.
• 4) Pierce-Shimomura, J. T. et al. (1999) J. Neurosci. 19, 9557-9569. DOI: 10.1523/JNEUROSCI.19-21-09557.1999.
• 5) Iino, Y., Yoshida, K. (2000) J. Neurosci. 29, 5370-5380. DOI: 10.1523/JNEUROSCI.3633-08.2009.

タイトルに関連する用語 (4件)： 食物欠乏 ,  線虫 ,  走化性 ,  行動