文献
J-GLOBAL ID:202102284391789394   整理番号:21A0385202

熱ショック蛋白質60,Histoplasma capsulatumにおけるその重要性への洞察:バイオフィルム形成から宿主相互作用まで【JST・京大機械翻訳】

Heat Shock Protein 60, Insights to Its Importance in Histoplasma capsulatum: From Biofilm Formation to Host-Interaction
著者 (9件):
資料名:
巻: 10  ページ: 591950  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熱ショック蛋白質(Hsps)は,多様な構成代謝過程の必須調節因子として作用する最も広く分布し進化的に保存された蛋白質の一つである。ジモルフィック真菌Histoplasma capsulatumのHsp60は哺乳類マクロファージへの主要な表面アドヘシンであり,H.capsulatumに対する抗体媒介防御の研究はHsp60を含む複雑性への洞察を与えた。しかし,H.capsulatumが示す病原性の機序である生物膜に関するHsp60の役割についてはほとんど知られていない。これを考慮して,本研究はH.capsulatumのバイオフィルム特徴に対するHsp60の影響を調べることを目的とした。また,非従来モデルGalleria mellonellaを用いて,in vivo相互作用時のこの蛋白質の影響を検証した。G.mellonellaのような無脊椎動物モデルの使用は,病因,免疫応答,病原性機構,および抗菌化合物の評価のために高度に提案されている。この目的のために,Hsp60に対してモノクローナル抗体(7B6)を使用し,代謝活性,バイオマス含有量,および走査電子顕微鏡(SEM)および共焦点レーザ走査顕微鏡(CLSM)からの画像によって,2つのH.capsulatum株のバイオフィルムを特性化した。また,Hsp60の閉塞下で両方の菌株に感染したG.mellonellaの生存率を評価した。結果は,mAb7B6が両方のH.capsulatum菌株の代謝活性とバイオマスを減少するのに有効であることを示した。さらに,抗体で処理した細胞のバイオフィルムは,その非処理対照と比較して,より薄く,また,より低い量の細胞および細胞外ポリマーマトリックスを示した。また,G.mellonella幼虫の真菌感染前のHsp60の閉塞は,対照と比べて幼虫生存の有意な増加をもたらした。本結果はH.capsulatum生物膜とG.mellonella幼虫感染の確立へのHsp60蛋白質の重要性を初めて強調する。興味深いことに,この無脊椎動物モデルにおけるHsp60 mAb 7B6による結果は,マウスモデルで以前に見出されたものと異なる真菌-宿主相互作用のパターンを示唆し,それは血球におけるFc受容体の欠如のような昆虫と哺乳類免疫細胞の間の異なる特徴に起因する。しかし,この仮説を支持するためには更なる研究が必要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能 
引用文献 (84件):

前のページに戻る