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J-GLOBAL ID：202102284685749255   整理番号：21A0140202

ショットピーニング処理に伴う浸炭材の強化メカニズム解析-走査型電子顕微鏡内での疲労き裂進展計測とき裂閉口現象観察-

Analysis of Carburized Steel Strengthening Mechanism Associated with Shot Peening-Observation of Fatigue Crack Growth and Crack Closure in Scanning Electron Microscope-

著者 (3件)： 三林雅彦 (静岡理工科大) ,  宮田隆司 (名古屋大) ,  宮田隆司 (名古屋外国語大)
資料名： 熱処理  (Journal of the Japan Society for Heat Treatment)
巻： 60  号： 6  ページ： 231-232  発行年： 2020年12月28日 
JST資料番号： G0963A  ISSN： 0288-0490  CODEN： NESHDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本研究では,ショットピーニング処理に伴う浸炭材の強化メカニズム解析のため,高分解能電離放射型電子顕微鏡による疲労き裂進展観察と,き裂開口量の直接測定について検討。
・浸炭材,浸炭+ショット材を対象に,SEM鏡筒内へ装着可能な超小型負荷治具を考案し,き裂の発生・進展過程も調査,残留応力の効果を検証,微小亀裂の進展およびき裂開閉口の状況を把握。
・今回の検討により,ショットピーニングによる疲労強度の改善が,圧縮残留応力場中における微小亀裂進展の停滞による効果であることが判明。
・ショット材の微小き裂の停滞は,き裂開口レベルが圧縮残留応力場中で特に顕著に上昇するためであると結論。

シソーラス用語： *ショットピーニング ,  低合金鋼 ,  浸炭 ,  電子顕微鏡観察 ,  疲れ亀裂成長 ,  計測 ,  *疲れ強さ ,  *効果 ,  圧縮強さ ,  残留応力 ,  亀裂開口変位 ,  微小亀裂 ,  亀裂停留
準シソーラス用語： SCr420 ,  ショットピーニング処理 ,  改善効果 ,  亀裂開閉口 ,  *強化機構 ,  走査型電子顕微鏡法

分類 (1件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

タイトルに関連する用語 (10件)： ショットピーニング処理 ,  浸炭 ,  強化 ,  メカニズム解析 ,  走査型電子顕微鏡 ,  疲労き裂進展 ,  計測 ,  き裂閉口 ,  現象 ,  観察