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J-GLOBAL ID:202102284733144708   整理番号:21A0578460

ロールオーバ配位6-置換2,2,2’-ビピリジンを有するPt(II)誘導体:複数の個性を持つ配位子【JST・京大機械翻訳】

Pt(II) Derivatives with Rollover-Coordinated 6-substituted 2,2′-bipyridines: Ligands with Multiple Personalities
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号: 19  ページ: 6665  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7135A  ISSN: 2076-3417  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,2つの置換ビピリジン,6-エチル-2,2-ビピリジン(bpy6Et)および6-メトキシ-2,2-ビピリジン(bpy6OMe)を有する一連のPt(II)シクロメタル化ロールオーバー錯体の合成,キャラクタリゼーションおよび挙動を,以前に研究された2,2-ビピリジン錯体と比較して報告する。2つの配位子は,類似した立体障害を有するが,異なる電子特性を有した。その結果,2系列の錯体の反応性は非常に異なる経路に従った。特に,新しい錯体は,プロトン化反応,置換基と補助配位子によって与えられる差異,いくつかの求核中心の存在に加え,異なる挙動を示した。錯体[Pt(bpy_6OMe-H)(PPh_3)Me]と[H_3O_18-クラウン-6][BF_4]との反応は,最終生成物がカチオン性付加物[Pt(bpy_6OMe)(PPh_3)Me]]+である逆回転反応をもたらした。驚くべきことに,cis-PPh_3-OMe形状を有する異性体のみが生成した。立体障害による予想不安定性にもかかわらず,密度汎関数理論(DFT)計算は,この異性体が最も安定なことを示した。この結果は,円錐角が実際の固体円錐から遠く離れていて,円錐角のような配位子の立体バルクに関するよく知られた概念の異なる解釈に導くことを示した。配位子,中性錯体及びそれらのプロトン化対応物のプロトン親和性値をDFT計算により分析し,それらの特性の比較を可能にした。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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白金族元素の錯体 
引用文献 (81件):
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  • Crespo, M.; Martínez, M.; Nabavizadeh, S.M.; Rashidi, M. Kinetico-mechanistic studies on C-X (X = H, F, Cl, Br, I) bond activation reactions on organoplatinum(II) complexes. Coord. Chem. Rev. 2014, 279, 115-140.
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  • Zucca, A.; Petretto, G.L.; Stoccoro, S.; Cinellu, M.A.; Manassero, M.; Manassero, C.; Minghetti, G. Cyclometallation of 2,2′-bipyridine. Mono and Dinuclear C,N Platinum(II) derivatives. Organometallics 2009, 28, 2150-2159.
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