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J-GLOBAL ID:202102285147240392   整理番号:21A0999330

B型肝炎ウイルス関連の急性および慢性肝不全に対する同種骨髄由来間葉系間質細胞:ランダム化比較試験【JST・京大機械翻訳】

Allogeneic bone marrow-derived mesenchymal stromal cells for hepatitis B virus-related acute-on-chronic liver failure: A randomized controlled trial
著者 (20件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 209-219  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0889A  ISSN: 0270-9139  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルス(HBV)関連急性慢性肝不全(ACLF)からの死亡率は,限られた治療選択肢のため高い。前臨床および臨床研究は,間葉間質細胞(MSC)による治療が肝損傷からの回復に有益であることを証明した。HBV関連ACLFの結果はMSC治療により改善されると仮定した。2010年から2013年まで,HBV関連ACLFを有する110人の患者を,このオープンラベル,非盲検無作為対照試験に登録した。対照群(n=54)を標準医療(SMT)のみで治療した。実験群(n=56)を1.0~10×105細胞/kg同種骨髄由来MSCで4週間毎週注入し,24週間追跡した。MSC群の累積生存率は,SMT群で73.2%(95%信頼区間61.6%~84.8%)対55.6%(95%信頼区間42.3%~68.9%)であった(P=0.03)。注入関連副作用はなかったが,発熱は,追跡調査の5~24週の間,SMT患者と比較してMSCでより高頻度であった。どちらの群でも,どの試験患者でも癌は発生しなかった。対照群と比較して,同種骨髄由来MSC治療は,血清総ビリルビンおよびEnd-Stage肝疾患スコアに対するモデルを含む臨床検査室測定を著しく改善した。MSC群における重症感染の発生率は,SMT群におけるそれより非常に低かった(16.1%対33.3%,P=0.04)。多発性臓器不全と重症感染からの死亡率は,MSC群よりSMT群で高かった(37.0%対17.9%,P=0.02)。結論:同種骨髄由来MSCの末梢注入は,HBV関連ACLF患者にとって安全かつ便利であり,肝機能を改善し,重症感染症の発生率を低下させることにより24週生存率を有意に増加する。(Hepatology 2017;66:209~219)。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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消化器の基礎医学  ,  細胞生理一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療  ,  発生と分化 
タイトルに関連する用語 (5件):
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