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J-GLOBAL ID:202102285195942338   整理番号:21A0185598

C2-キラルジオキソラン-含有-ビスアミジン配位子,Naph-diPIM-ジオキソ-iPrを用いたCuII触媒による不斉Friedel-Crafts反応における相分離系の(+)-非線形効果の機構変化

Mechanism Change of (+)-Nonlinear Effect in a Phase Separation System in a CuII-Catalyzed Asymmetric Friedel-Crafts Reaction Using a C2-Chiral Dioxolane-Containing-Bisamidine Ligand, Naph-diPIM-dioxo-iPr
著者 (4件):
資料名:
巻: 93  号: 11  ページ: 1319-1333(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1703A  ISSN: 1348-0634  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ビスアミジン配位子LSである,キラル修飾ナフト[1,2-b:7,8-b′]ジピロロイミダゾール(Naph-diPIM)のCuII錯体は,インドール(1a)とトリフルオロピルビン酸エチル(2)のエナンチオ選択的Friedel-Crafts(FC)反応を触媒し,S/Rエナンチオマ比(er)が98:2のFC付加物3aを定量的に生成する。反応は[1a]=[2]=100mM,[Cu(OTf)2]=[LS+LR]=0.10mM,CPME,そして,触媒エージング温度に関係なく0°Cの標準条件下で非線形効果(NLE)を示さない。触媒濃度が5倍増加(0.50mM)すると,状況が変化し,白色固体の相分離を伴う強い(+)-NLEをもたらす。NLEをNoyori型機構で表し,ヘテロキラル二量体CuLSCuLRの凝集体を反応系(Khetero>1>Khomo)から分離する。さらに,過剰量のキラル配位子の存在下,100°Cでの触媒エージング後,[CuII]=0.10mMでも,紫色の固体遊離によって,強い(+)-NLEを観察する。機構的研究により,i)立体的に不利なホモキラル1:2錯体CuLSLSが,立体的に有利なヘテロキラル1:2錯体CuLSLRよりも分子内n-π*相互作用によってより安定化されること,およびii)(+)-NLEがヘテロキラル相互作用(CuLSLSCuLRLR)の相分離に由来することが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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反応の立体化学  ,  ピロールの縮合誘導体  ,  第11族,第12族元素の錯体 
物質索引 (2件):
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