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J-GLOBAL ID：202102285404144482   整理番号：21A1186878

グループイノベーションの探索的研究:ブリ養殖事業の事例を中心に

Exploratory Research on Group Innovation: Focusing on the Case of Yellowtail Aquaculture Business

著者 (3件)： 寺本義也 (ハリウッド大学院大) ,  高井透 (日本大) ,  内田亨 (新潟国際情報大)
資料名： 情報経営(Web)  (日本情報経営学会全国大会予稿集秋号(Web))
巻： 80th  ページ： 81-84(J-STAGE)  発行年： 2020年07月04日 
JST資料番号： U2297A  ISSN： 2435-497X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿ではグループイノベーションを,本社とグループ企業の経営資源を連結することで生み出される事業イノベーションと定義。
・日本水産とグループ企業である黒瀬水産のコラボレーションで実現した養殖事業を事例とし,「グループシナジーから創出されたイノベーションをいかに市場に浸透させるか」を探究。
・飼料には,歯ごたえを向上させる効果や血合筋の退色を遅くする効果が確認された,日本水産開発の「マブレス」を使用。
・海洋研究センター等が成熟制御技術を開発して黒瀬ブリの旬の時期をずらすというイノベーションに成功,天然魚との競合を避け,成長の早い選抜育種による安定した品質で通年の市場出荷を実現。
・「黒瀬の若ブリ」というコンセプトの下に,人工種苗・選抜育種・養殖現場(浮沈式)・マブレス・加工工場等の総合的イノベーションプロセスを見える化し,ストーリーとしてつなげたことが市場の開拓に大きく貢献。

シソーラス用語： *ブリ ,  *養殖 ,  相乗作用 ,  *政策 ,  飼料 ,  種苗管理 ,  育種 ,  市場開発
準シソーラス用語： *イノベーション創出 ,  グループイノベーション ,  シナジー効果 ,  魚用飼料 ,  人工種苗 ,  選抜育種

分類 (2件)： 水産増養殖一般  (FH04010N) ,  マーケティング一般  (KA06010L)

タイトルに関連する用語 (7件)： グループ ,  イノベーション ,  探索 ,  研究 ,  ブリ ,  養殖 ,  事業