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J-GLOBAL ID:202102285814031989   整理番号:21A0277076

唾液ヘモグロビンは,胃逆流患者におけるびらん性歯の摩耗から保護する【JST・京大機械翻訳】

Salivary Hemoglobin Protects against Erosive Tooth Wear in Gastric Reflux Patients
著者 (15件):
資料名:
巻: 54  号: 5-6  ページ: 466-474  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0532B  ISSN: 0008-6568  CODEN: CAREBK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:唾液は,びらん歯摩耗(ETW)を防ぐ最も重要な生物学的因子である。胃食道逆流症(GERD)患者は口腔における内因性酸の頻繁な存在によりETWのリスクが増加している。注目すべきことに,すべてのGERD患者はETWに罹患せず,唾液の組成の違いによる可能性がある。【方法】本研究では,(1)GERDおよびETW(基本的なびらん性摩耗試験,BEWE,スコア≧9;GE群)および(2)ETWのないGERD(BEWE=0;GNE群)と,ショットガンラベルフリー定量的プロテオーム分析nLC-ESI-MS/MSを用いたGERDによる唾液のプロテオームプロファイルを比較した。0.01M HCl(pH2.3)で3日間,エナメル質試料の1日10秒浸漬により生じる初期エナメル浸食に対するヘモグロビン(Hb)の能力を,概念証明のためin vitroで評価した。表面硬度変化を応答変数として用いた。結果:Hbサブユニットの差次的発現はGE群に対してGNE群,特に>22倍増加を示すHbαサブユニットにおいて有意に増加した。血清アルブミン(4.5倍)の発現および細胞骨格ケラチンII型(>3倍)のアイソフォームも,GNE群で増加した。α_1-アンチトリプシンおよびα_2-マクログロブリンのようなプロテイナーゼ阻害剤は,GNE群でのみ同定された。in vitroで,Hb(1.0および4.0mg/mL)は,3日後の陰性対照と比較し,初期エナメル浸食を有意に低下させた。結論:著者らの結果は,Hbに特に強調された多くの蛋白質がETWの発生に対するGERD患者の耐性に関与する可能性があることを示す。これらの蛋白質は,ETWから保護するための歯科製品への包含の候補である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の診断  ,  消化器疾患の薬物療法  ,  消化器の疾患 

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