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J-GLOBAL ID:202102285978335566   整理番号:21A0643720

3D hiPSCベース心臓組織のヒト細胞外マトリックス機能化は心筋細胞成熟を改善する【JST・京大機械翻訳】

Human Extracellular-Matrix Functionalization of 3D hiPSC-Based Cardiac Tissues Improves Cardiomyocyte Maturation
著者 (18件):
資料名:
巻:号:ページ: 1888-1899  発行年: 2021年 
JST資料番号: W5668A  ISSN: 2576-6422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト誘導多能性幹細胞(hiPSC)は,それらの高い自己再生能力と心筋細胞のような特殊化細胞への分化能により,有意な治療能を有する。しかし,発生hiPSC由来心筋細胞(hiPSC-CM)は,まだ未成熟であり,その成体対応物よりもむしろ胎児に似た表現型および機能的特徴を有し,それは細胞に基づく治療,in vitro心臓疾患モデリングおよび薬物心毒性スクリーニングにおけるそれらの適用を制限する。最近の発見は,心臓微小環境の発生,ホメオスタシスおよび傷害における重要な調節因子としての細胞外マトリックス(ECM)の可能性を示す。この文脈の中で,本研究はhiPSC-CMの表現型と成熟特徴におけるヒト心臓ECMの影響を評価することを目的とした。ヒトECMを,物理的脱細胞化法により心筋組織から分離した。心臓組織脱細胞化プロセスは,硫酸化グリコサミノグリカン(s-GAG)およびコラーゲン含量に関してECM組成を維持しながら,DNA含量を有意に低下させた。これらのECM粒子は,3D培養条件で20日間にわたって生存率と代謝活性に影響を及ぼさず,三次元(3D)hiPSC-CM凝集体(CM+ECM)に成功裏に取り込まれた。また,CM+ECM凝集体は,hiPSC-CM凝集体と比較して,カルシウム処理の改善を伴って,組織化および長いサルコメアを示した。この研究は,hiPSCに基づく心臓組織のヒト心臓ECM機能化が心筋細胞成熟を改善することを示す。ここで生成した知識は,心臓疾患を標的化するhiPSCに基づく治療の開発におけるECMの応用を流線する必須の洞察を提供する。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  心臓  ,  細胞生理一般 

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