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J-GLOBAL ID:202102286523424177   整理番号:21A0519085

小麦葉中の鉄含有量の増加をもたらす腐植安定化ナノフェリハイドライトの葉面散布【JST・京大機械翻訳】

Foliar Application of Humic-Stabilized Nanoferrihydrite Resulted in an Increase in the Content of Iron in Wheat Leaves
著者 (15件):
資料名:
巻: 10  号: 12  ページ: 1891  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7129A  ISSN: 2073-4395  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,腐植物質によって安定化した鉄(水)酸化物ナノ粒子(IONP)を合成し,鉄欠乏植物への葉面散布への使用の実現可能性を推定することであった。IONPは,フミン酸カリウムの溶液中の硝酸鉄(III)の迅速加水分解によって合成した。X線回折,透過型電子顕微鏡,およびMssbauer分光法を使用して,鉄のスペシエーションとナノ粒子形態を特性化した。得られたIONP試料を1および10mMのFe濃度で適用し,0.2%尿素をアジュバントとして用いた。コムギ植物(Triticum aestivum L.cv.L15)を鉄取込試験に用いた。試験した両濃度に対して,ナノ粒子の噴霧は,エチレンジアミンテトラ酢酸(Fe-EDTA)の第二鉄アンモニウム塩と比較して,コムギ葉において7075%高い鉄含有量をもたらした。界面活性剤として作用する腐植物質の相乗効果は,本研究で使用した水性Fe-EDTA溶液と比較して,フェリハイドライトナノ粒子の鉄取込の増加を促進するようであった。腐植安定化IONPは,植物に対する鉄源として適用した場合,土壌改良と比較して葉面散布に適していると結論した。これは,腐植物質がナノ粒子のためのキャッピング剤として作用し,界面活性剤が葉への鉄浸透を強化するためである。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  地球化学一般 
引用文献 (71件):
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