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J-GLOBAL ID:202102286906468020   整理番号:21A0802761

腫瘍細胞における抗ウイルスSTING媒介DNAセンシングの完全性は単純ヘルペスウイルス腫瘍溶解性ウイルスの免疫療法効果を維持するために必要である【JST・京大機械翻訳】

Integrity of the Antiviral STING-mediated DNA Sensing in Tumor Cells Is Required to Sustain the Immunotherapeutic Efficacy of Herpes Simplex Oncolytic Virus
著者 (21件):
資料名:
巻: 12  号: 11  ページ: 3407  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7153A  ISSN: 2072-6694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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癌細胞溶解と腫瘍免疫原性の二分性寄与は,効果的な腫瘍治療に必須と考えられ,先天性抗ウイルス免疫応答が腫瘍崩壊ウイルスの有効性の障害であることが示唆される。しかし,新たな証拠はこの見解を見直す。サイトゾルDNAを感知することにより,環状GMP-AMPシンターゼ(cGAS)とインターフェロン遺伝子(STING)軸の刺激はウイルス拡散を打ち消し,I型インターフェロン応答を介して適応免疫の誘発に寄与する。本論文では,免疫能のあるマウスモデルにおいて,腫瘍治療とPD-1免疫チェックポイント遮断の併用アプローチにおいて,Sting-媒介DNAセンシングの腫瘍-常在機能を分析した。in vitroおよびin vivoでの腫瘍分解HER2標的化HSV-1による溶解能の増加を支持する一方で,Sting-ノックアウト腫瘍は免疫抑制腫瘍微小環境の分子シグネチャを示した。これらのシグネチャは,確立された腫瘍のモデルにおける併用療法の無効と対応していた。結果は,Sting-ノックアウト腫瘍の抗ウイルス応答の障害が,ウイルス複製に好まし,免疫原性細胞死の欠如と抗腫瘍適応免疫反応を促進するためのSting-ノックアウト癌細胞の不安定性のため,適切な免疫治療効果を誘導できないことを示唆する。したがって,抗ウイルス性,腫瘍-常在性Stingが腫瘍崩壊ウイルスの免疫治療有効性に基本的寄与を提供することを提案する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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感染免疫  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの実験的治療 
引用文献 (50件):
  • Kaufman, H.L.; Kohlhapp, F.J.; Zloza, A. Oncolytic Viruses: A New Class of Immunotherapy Drugs. Nat. Rev. Drug Discov. 2015, 14, 642-662, Erratum in 2016, 15, 660.
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  • Sivanandam, V.; LaRocca, C.J.; Chen, N.G.; Fong, Y.; Warner, S.G. Oncolytic Viruses and Immune Checkpoint Inhibition: The Best of Both Worlds. Mol. Ther. Oncolytics 2019, 13, 93-106.
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  • Twumasi-Boateng, K.; Pettigrew, J.L.; Kwok, Y.Y.E.; Bell, J.C.; Nelson, B.H. Oncolytic Viruses as Engineering Platforms for Combination Immunotherapy. Nat. Rev. Cancer 2018, 18, 419-432.
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