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J-GLOBAL ID:202102287086210216   整理番号:21A1884342

長期QTc間隔の小児科スクリーニングにおけるBazett QTc補正の問題点【JST・京大機械翻訳】

Problems with Bazett QTc correction in paediatric screening of prolonged QTc interval
著者 (7件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7444A  ISSN: 1471-2431  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Bazett処方は,長QT症候群(LQTS)の小児スクリーニングで頻繁に使用され,仰臥位心電図(ECG)より立位を使用すると,LQTS診断の感度を改善する。それにもかかわらず,成人と比較して,子供はより高い心拍数(特に姿勢誘発中)を有し,Bazett補正は心拍数増加で人工的に延長したQTc値を導くことも知られている。本研究では,QT異常のない正常小児におけるQTc値の増加の発生率を評価した。10.7±2.6歳の健常小児332名(女児166名)において,連続12誘導ECGを記録し,一方,仰臥位,座位,立位,仰臥位,立位,座位,および仰臥位のエピソード(次の順序)から成る姿勢男性を,それぞれ10分間継続した。QT/RRプロファイルの詳細な分析は,各子供における長期個別補正QTc間隔の欠如を確認した。心拍数とQT間隔を10s ECGセグメントで測定し,各セグメントにおいて,QTc間隔をBazett,Fridericia,およびFrammingham式を用いて得た。各子供において,仰臥位,座位および立位時に得られた心拍数およびQTc値は平均した。3つの式によるQTc持続時間を,<440ms,440-460ms,460-480ms,および>480msに分類した。仰臥位では,平均心拍数は77.5±10.5ビート/分(bpm)で,Bazett,Fridericia,およびFramingham QTc間隔は,それぞれ425.3±15.8,407.8±13.9,および408.2±13.1msであった。座位と立位で,平均心拍数は,それぞれ90.9±10.1と100.9±10.5bpmに増加した。FridericiaとFramingham式は最小QTc変化のみを示したが,Bazett補正は座位と立位でそれぞれ435±15.1と444.9±15.9msに増加した。座位で,Bazett補正は,それぞれQTc間隔440-460,460-480,および>480msを有する51,4,および0の子供を同定した。座位では,これらの数は118,11,および1に増加し,一方,これらの数は,それぞれ151,45,および5であった。姿勢位置に関係なく,FridericiaとFramingham公式は,QT間隔が440と460msの間の小児の少数(<7)のみを同定し,QTcが長い子供はなかった。子供におけるLQTSのスクリーニングの間,Bazett式の使用は,特に心拍数が増加した場合(例えば,姿勢の manリングにより),多数の偽陽性症例をもたらす。Fridericia式の使用は,成人だけでなく小児ECGに対してもBazett補正を置き換えるために推奨できる。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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循環系の診断  ,  生体計測 
引用文献 (33件):
  • J Anat Physiol; On the relative duration of the component parts of the radial sphygmograph trace in health; AH Garrod; 18; 1870; 351-354; citation_id=CR1
  • Heart; Relation between QT and RR intervals is highly individual among healthy subjects: implications for heart rate correction of the QT interval; M Malik, P Färbom, V Batchvarov, K Hnatkova, AJ Camm; 87; 2002; 220-228; 10.1136/heart.87.3.220; citation_id=CR2
  • Am J Physiol Heart Circ Physiol; QT-RR relationship in healthy subjects exhibits substantial intersubject variability and high intrasubject stability; VN Batchvarov, A Ghuran, P Smetana, K Hnatkova, M Harries, P Dilaveris, AJ Camm, M Malik; 282; 2002; H2356-H2363; 10.1152/ajpheart.00860.2001; citation_id=CR3
  • Am Heart J; Methodologies to characterize the QT/corrected QT interval in the presence of drug-induced heart rate changes or other autonomic effects; CE Garnett, H Zhu, M Malik, AA Fossa, J Zhang, F Badilini, J Li, B Darpö, P Sager, I Rodriguez; 163; 2012; 912-930; 10.1016/j.ahj.2012.02.023; citation_id=CR4
  • Heart; An analysis of time relations of electrocardiograms; JC Bazett; 7; 1920; 353-367; citation_id=CR5
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