文献
J-GLOBAL ID:202102287092419070   整理番号:21A1375622

HepG2細胞におけるカリオフィランセスキテルペンを介したP糖蛋白質の影響による低用量ドキソルビシン細胞毒性の増強:in vitroおよびin silico研究【JST・京大機械翻訳】

Potentiation of Low-Dose Doxorubicin Cytotoxicity by Affecting P-Glycoprotein through Caryophyllane Sesquiterpenes in HepG2 Cells: an in Vitro and in Silico Study
著者 (9件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 633  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ドキソルビシンは,異なる癌に対する貴重な選択であるが,高い有効用量で生じる重度の副作用はその臨床的使用を制限する。本研究では,抗癌薬への短期および反復曝露を特徴とするメトロノームスケジュールを含む低用量ドキソルビシン有効性を増強するための潜在的戦略,および天然化学感作セスキテルペン-カリオフィレンおよび-カリオフィレンオキシドとの組み合わせを,ヒト肝細胞癌HepG2細胞において評価した。ドキソルビシンへのHepG2化学感作におけるP糖蛋白質(P-gp)の関与を評価した。また,P-gpとカリオフィレンセスキテルペンの直接相互作用を分子ドッキングと動的シミュレーション研究により特性化した。メトロノームスケジュールは,低用量ドキソルビシン細胞毒性の増強を可能にし,カリオフィランセスキテルペンとの併用は,この効果を更に増強した。また,カリオフィランセスキテルペンにより誘導されるドキソルビシンとローダミン123の細胞内蓄積の増加が認められ,P-gp機能によるそれらの干渉を示唆した。ドキソルビシン単独に関して,組合せにより誘導されたP-gpの発現低下も観察された。ドッキング研究は,カリオフィランセスキテルペンの結合部位がP-gpのATP結合ドメインに次ぐこと,及び-カリオフィレンがMM-PBSAにより計算された強い結合親和性及びより高い阻害能を有することを見出した。本知見は,カリオフィランセスキテルペンの潜在的化学増感力に関する著者らの仮説を強化し,化学増感剤とメトロノームスケジュールの併用が,その強力な活性を利用しながら,ドキソルビシン化学療法の欠点を克服する適切な戦略を表すことができることを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究 
引用文献 (87件):
  • Hanušová, V.; Boušová, I.; Skálová, L. Possibilities to increase the effectiveness of doxorubicin in cancer cells killing. Drug Metab. Rev. 2011, 43, 540-557.
  • Le Grazie, M.; Biagini, M.R.; Tarocchi, M.; Polvani, S.; Galli, A. Chemotherapy for hepatocellular carcinoma: The present and the future. World J. Hepatol. 2017, 9, 907-920.
  • Marin, J.J.G.; Briz, O.; Herraez, E.; Lozano, E.; Asensio, M.; Di Giacomo, S.; Romero, M.R.; Osorio-Padilla, L.M.; Santos-Llamas, A.I.; Serrano, M.A.; et al. Molecular bases of the poor response of liver cancer to chemotherapy. Clin. Res. Hepatol. Gastroenterol. 2018, 42, 182-192.
  • Kim, J.E.; Cho, H.J.; Kim, J.S.; Shim, C.K.; Chung, S.J.; Oak, M.H.; Yoon, I.S.; Kim, D.D. The limited intestinal absorption via paracellular pathway is responsible for the low oral bioavailability of doxorubicin. Xenobiotica 2013, 43, 579-591.
  • Capelôa, T.; Benyahia, Z.; Zampieri, L.X.; Blackman, M.C.N.M.; Sonveaux, P. Metabolic andnnon-metabolic pathways that control cancer resistance to anthracyclines. Semin. Cell Dev. Biol. 2019.
もっと見る

前のページに戻る