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J-GLOBAL ID:202102287733739206   整理番号:21A2923595

消費地からの距離に着目した「伊勢志摩」と「海女」に対する消費者の評価

Consumers’ Evaluation of “Ise-Shima” and “Ama” through a Focus on Distance from Consumption Area
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  ページ: 19-29 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1055A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究では,伊勢志摩産の生産物や海女採りの生産物に対する消費者のWTP(支払意思額)が,通常の海産物と比較して,どの程度高いのかを選択実験によって明らかにした。また,回帰分析により,伊勢志摩産生産物のWTPが高いことを示す消費者特性が明らかになった。選択実験の結果から,伊勢志摩産の乾燥ヒジキ15gのWTPは国産品よりも44.4円高く,海女採りの生産物は一般の生産物よりも38.3円高いWTPであった。さらに,回帰分析の結果,伊勢志摩産生産物(ヒジキ)のWTPは,年齢,世帯収入,嗜好性,広告認知度,購買頻度,和食頻度,および伊勢志摩までの距離などの要因と関連していることが判明した。特に,距離については,「距離が物理的に長くなるに伴ってWTPが減少する」という単純な関係ではない。他の影響が抑えられて,「距離が長くなるとWTPが増加する可能性がある」ものと,距離の影響だけに注意が払われていることが示唆される。それに加えて,地域における広告の認知度など,他の要因がWTPに影響を与えている。その結果,「距離が短くなるとWTPが高くなる」という関係が存在することになる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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水産経済・経営  ,  市場調査,広告 
引用文献 (3件):
  • Oura Y. (2007) Consumer Behavior and marketing Strategies on Fresh Fruits and Vegetables, Norin Tokei Kyokai. (In Japanese)
  • Matsui T. (2015) “Large-scale Aquaculture and Local Community-an Example of Kamisaki-ura in Minamiise-cho-,” Journal of regional fisheries, 55(2,3), 19-35. (In Japanese with English abstract)
  • Matsui T., Hirose M., Tanaka H., Ando K. and Yamada F. (2015) “Possibility of utilizing the various regional resources: Paying attention to the seaweed of Ise-Shima district,” kokusai gyogyo kenkyu, 14, 1-10. (In Japanese with English abstract)

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